ドイツで挑戦する日本の料理人の物語
東京・港区に本社を置く株式会社シェアダインが運営する料理人キャリアプラットフォーム「CHEFLINK」は、ドイツ・フランクフルトでラーメン店の副店長を務める兼行遥シェフへのインタビュー記事を発表しました。彼の経験を通じて、海外で活躍する料理人としてのキャリア形成について語られています。
海外でのキャリア形成のポイント
兼行シェフは、海外で料理人として働くための重要なポイントを次の3つにまとめました。
1.
不安を抱えたまま行動する:
何事も不安が消えてから進むのではなく、行動を起こすことで見えてくる悩みと向き合うことが大切です。
2.
必要なフレーズを先に覚える:
流暢な語学力は必要なく、業務に必要なフレーズを先に覚えるだけで十分。これにより、スムーズなコミュニケーションが可能になります。
3.
自分の趣味で気分転換:
仕事で苦しい日も、周囲のコミュニティや自身で育てた趣味の時間で心を癒すことが重要です。
兼行シェフのキャリアの軌跡
新卒時代から渡独までの転機
兼行シェフは大手フードサービス会社に新卒で入社し、社員食堂で勤務しました。しかし、業務がマニュアル化される中で自分の存在意義に悩むようになります。そんな時、父の元同僚からの誘いが転機となりました。「ドイツで日本食レストランを大きくしたい」と言われ、3か月後にはドイツの地に立つことに。
日本を発信する「IROHA Japanese Deli」の立ち上げ
渡独後、兼行シェフは「Japanese Restaurant いろは」を経て、テイクアウト専門店「IROHA Japanese Deli」の責任者としてゼロから店を作り上げました。商品設計から人材教育、SNS運用に至るまで、幅広く手腕を発揮しました。特に、ドイツのパン文化にインスパイアされた惣菜パンが人気を博し、オープン当日に完売するという成功を収めました。
英語を完璧にする前に
渡独前の兼行シェフは英語を学んだ経験がなく、最初は業務のための基本的なフレーズを日本語から英語に翻訳することから始めました。彼は「業務に必要なフレーズを身につけることで、完璧な英語を求める必要はない」と語り、語学に自信を持てない料理人にリアルなアドバイスを提供しています。
料理人へのメッセージ
兼行シェフは「自分が輝ける場所は日本だけではない」と、これから海外での発展を考える料理人たちに力強いメッセージを送りました。「不安が消えるのを待っている暇はない。一歩踏み出すことで、見える景色は大きく変わります」と強調します。
フランクフルトの喜多方ラーメン坂内
兼行シェフが副店長を務める「Kitakata Ramen Ban Nai – Frankfurt」は、喜多方ラーメンを提供するヨーロッパ初出店の店舗です。オープンは2025年2月17日で、喜多方の名店「坂内食堂」の味をフランクフルトで提供し続けます。
店舗情報
- - 店名: Kitakata Ramen Ban Nai – Frankfurt
- - 住所: Kettenhofweg 53, 60325 Frankfurt am Main, Germany
- - 営業時間: Mon – Sat: Lunch 12:00-13:30 / Dinner 18:00-21:30
- - 公式サイト: bannai-eu.com
- - インスタグラム: @ramenbannai.eu
まとめ
シェアダインは、日本の料理人が海外で活躍するためのサポートをさまざまな形で行っています。我々のプラットフォームを通じて、多様なキャリアの可能性を広げていくことが目的です。今後も、兼行シェフのように挑戦を続ける料理人たちのストーリーを発信し、料理人の夢を後押ししていきます。