TOWINGと大学協定
2024-12-02 15:24:22

TOWINGが農業大学と協定締結、バイオ炭の研究推進へ

TOWINGがカセサート大学と基本協定を締結



最近、株式会社TOWINGはタイのカセサート大学カンペンセン校農学部(AGR at KPS)との間で、技術的な研究協力を促進するための基本協定(MOU)を結びました。この協定の目的は、TOWINGが開発した高機能バイオ炭「宙炭(そらたん)」を通じて、持続可能な農業を目指すプロジェクトを進めることです。

背景と連携の意義



TOWINGは長年にわたり名古屋大学とカセサート大学との連携を強化しており、特に農業や環境問題に関連した研究で協力関係を築いています。タイでは土壌劣化や気候変動の影響が深刻化する中、バイオ炭技術への関心が高まっており、これに対応するための市場が拡大することが見込まれています。

TOWINGは、今後タイ国内での「宙炭」の普及と生産を計画しており、研究面での協力体制を確立することに注力しています。特に、実験圃場での作物栽培を通じてその効果を実証し、技術の実用性を検証する予定です。

MOUの目的と内容



今回結ばれた基本協定は、TOWINGとカセサート大学の間で高機能バイオ炭「宙炭」の技術を学術的に活用し、持続可能な農業を推進するための枠組みを整えるものです。この協定により、両者が協力して技術を発展させ、農業分野における応用を進めることが期待されています。

特に、TOWINGはカセサート大学の実験施設を利用して「宙炭」に関する研究を行うほか、他の関連技術の提供も行っていく方針です。これにより、気候変動や持続可能な農業の確立に寄与することを目指しています。

持続可能な農業の未来



東南アジアにおける農業市場は、持続可能な技術の導入が求められており、TOWINGの技術はこのニーズにマッチしています。今回の協定をきっかけに、TOWINGは研究成果をもとにし、地域や世界の農業課題に対するソリューションを提供し続けることを目指しています。

株式会社TOWINGの概要



株式会社TOWINGは、名古屋大学発のスタートアップ企業であり、「持続可能な超循環型農業を地球・宇宙双方で実現する」というミッションを掲げています。地域で発生する未利用バイオマスを活用し、農業資材として高機能バイオ炭「宙炭」を開発・販売しています。この「宙炭」は作物の品質や収穫量を向上させ、環境への負荷を軽減することに寄与することが期待されています。また、農林水産省の認定事業者としても活動しており、多くの受賞歴があります。

今後もTOWINGは持続可能な未来に向けた取り組みを進め、地域農業の発展に貢献していく意向です。

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会社情報

会社名
株式会社TOWING
住所
愛知県名古屋市千種区不老町1番国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学インキュベーション施設
電話番号

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