Larkが教育機関向けに無料の遠隔授業支援
シンガポールに本社を構えるテクノロジー企業Lark Technologiesは、「Lark」と名付けられた統合型コラボレーションツールを、日本国内の教育機関に向けて無償で提供することを発表しました。このLarkは、国際連合教育科学文化機関(UNESCO)からも評価され、新型コロナウイルスの影響による学校閉鎖の問題解決に寄与する遠隔授業ソリューションの一つとされています。
Larkの機能と特徴
Larkが提供する各種機能は、多様な教育現場のニーズに応えることを目的としています。
1.
遠隔授業機能
Larkのビデオ会議機能は、最大50名までの参加が可能で、24時間以内のセッションを記録できます。教師と生徒が互いの画面を共有し合うことで、一体感のある授業が実現できます。また、録画機能により、参加できなかった生徒も授業内容を後から視聴することができるようになります。
2.
遠隔会議機能
教職員間の会議や保護者との面会など、様々な形式の会合でも活用できます。これにより、よりスムーズな情報共有と意思決定を促進します。
3.
連絡機能
教職員や生徒、保護者間の連絡は、Larkのチャット機能を通じて簡単に行えます。モバイルアプリでのアクセスも便利で、必要な情報を迅速に伝達できます。
4.
スケジュール管理
授業や面談、会議の予定を一元管理。簡単な操作で予定の確認や調整が可能です。
5.
教材の共有
教材や動画ファイルは簡単にアップロードして共有できます。教職員や生徒ごとにアクセス権を設定できるため、安心して利用できます。
6.
出席管理
モバイルアプリを使って出席状況を簡単に把握。教員は手間をかけずに生徒の出席管理を行えます。
7.
チャットボット機能
生徒や保護者からのよくある質問に対して、自動で回答を行うチャットボットを設定することも可能です。
教育機関での利用シーン
Larkの導入により、教育現場のコミュニケーションが一層スムーズになることが期待されます。例えば、クラスごとにチャットグループを作成し、アナウンスや課題の提出を簡単に行うことができます。さらに、Larkの投票機能を通じて、クイズや意見調査など、クラス内のインタラクションを促進するツールとしても活用されます。また、授業の際にはワンクリックで参加できる使い勝手の良さも魅力です。
対応OSについて
Larkは、次のプラットフォームに対応しています:
- - PC:Windows 7以上 / macOS 10.10以上
- - スマートフォン:iOS 10.0以上 / Android 5.3以上
Lark Technologiesについて
Lark Technologiesは、2019年に設立されたシンガポール本社のテクノロジー企業で、エンジニアたちが機械学習技術を駆使してソリューションを開発しています。教育機関向けに提供されるLarkは、これまでの教育形態に新たな風をもたらす存在となるでしょう。
公式サイトや使い方については以下のリンクからも詳細をご確認ください。
お問い合わせ
Lark Technologiesへの一般的なお問い合わせは、メールにて受け付けています。
Mail:
[email protected]