大竹しのぶ初挑戦の舞台『リア王』が映像で楽しめる幸運が到来！

舞台『リア王』の映像配信が決定

2025年10月、東京のTHEATER MILANO-Zaでの上演後、11月には大阪のSkyシアターMBSでの舞台公演が話題を呼んだ『リア王』が、オンデマンド配信されることが決定しました。この作品では女優大竹しのぶが初めて成人男性役を演じ、その斬新さが多くの注目を集めました。配信は、Bunkamura STREAMINGをはじめとする複数のプラットフォームで行われ、2025年11月28日から視聴可能になります。

斬新な演出と豪華キャスト

『リア王』は、イギリスの気鋭の演出家フィリップ・ブリーンが手掛けた作品です。彼の独自の視点から再構築された戯曲は、現代の視点を取り入れた新鮮な内容となっており、国内外で高い評価を受けています。ブリーンは大竹しのぶに、この難役を託し、彼女はリア王としての深い悲しみと狂気を見事に演じ切りました。

これに加え、長女ゴネリルを演じる宮沢りえや、成田凌、生田絵梨花、鈴鹿央士など、まさに大物ぞろいのキャストが舞台を盛り上げます。舞台上には4.5トンの雨が降るという大胆な演出が話題を呼び、観客の心をつかみました。

あらすじ

物語は、高齢のブリテン王リアが、国を3人の娘に分け与えようとするところから始まります。長女ゴネリルと次女リーガンは口先だけの狡猾な甘言で父を喜ばせる一方、実直さが特徴の末娘コーディリアは、理解されないまま勘当されてしまいます。コーディリアはフランス王妃となるも、父リアの狂気と裏切りによる悲劇が待ち受けています。物語は、彼女と父リアとの再会を目指すも、悲劇的なクライマックスへと突入します。