インフォテリアが告知したWindows 8タブレットの無償トライアルキャンペーンについて

インフォテリアの新たな試み

インフォテリア株式会社は、企業のタブレット導入ニーズの高まりを受け、「Handbook」と呼ばれる自社サービスに関連したキャンペーンを発表しました。このキャンペーンは、Windows 8（8.1を含む）を搭載したタブレット端末を無償で貸与するというもので、商業分野におけるタブレットの活用を一層促進しようという意図があるようです。

設立の背景

近年、Windows XPのサポートが終了したことを受けて、多くの企業がパソコンの入れ替えを進めている中、タブレットの利用が注目されています。「Surface Pro 2」をはじめとする2in1のタブレットは、従来のパソコンとタブレットの機能を併せ持つため、その利便性が評価されています。このような背景から、インフォテリアが行うキャンペーンには、業界全体からの関心も集まっています。

キャンペーン詳細

このキャンペーンは、2014年5月8日から6月30日までの期間に実施されます。最大10台までのWindows 8（8.1搭載）タブレットを、最長3ヶ月間無償で提供するという内容です。機種は「Windows Surface Pro 2」、または「Lenovo ThinkPad 8」、「Dell Venue 11 Pro」、「HP ElitePad 900」と多岐にわたります。

対象は、Handbookをすでに利用している企業や、キャンペーン開始期間中に新たに契約した企業です。提供されるタブレットの台数は、現在のシステムで使用中のタブレット数に基づいて決定され、簡単な審査を経て提供されます。

特に営業職向けでのタブレット導入が注目されており、社内システムとの連携を重視する企業も多いことから、今回のキャンペーンを通じて実機を試し、その利便性を体感してもらうことが目的です。

Handbookについて

Handbookは、モバイルデバイス向けの文書管理サービスで、クラウドを通じて多様な電子ファイルを管理・配信することができます。文書や表計算の他、画像や音声、動画もサポートし、特にビジネスシーンにおいて役立つ機能が備わっています。閲覧者ごとの配信設定機能や、ネットワーク未接続時でもファイルを活用できる仕組みは、タブレット利用を一層便利にしてくれるでしょう。

インフォテリアの企業概要

インフォテリアは1998年に設立され、XML専業ソフトウェア会社として企業向けのソリューションを提供しています。主力製品である「ASTERIA」は、異なるコンピューター間でのデータ連携を容易にし、すでに4,000社以上に導入されています。また、Handbookは600社以上で採用されており、業務文書の効率的な管理と配信に寄与しています。