災害に強い福岡へ向けた協定の意義
2023年2月16日、福岡において損害保険ジャパン株式会社(以下、損保ジャパン)、第一交通産業株式会社(以下、第一交通)、および特定非営利活動法人福岡災害レジリエンス研究室(以下、Fラボ)の三者は、『レジリエンスな福岡の実現に向けた包括連携協定』を結びました。この協定は、急激な気候変動に伴う自然災害の激甚化と頻発化が背景となっています。
協定締結の背景
近年、頻繁に発生している災害に対して、福岡県内でも地域社会がその影響を受けやすくなっています。交通網を担う第一交通、支援団体を結集させる役割を持つFラボ、災害時の情報データを迅速に提供できる損保ジャパン。この三者がそれぞれの強みを活かして協力することで、災害発生時の支援活動を円滑に行える仕組みを築くための合意に至りました。
主要な協定内容
この協定では、通常時と災害時の両方において連携を深めるために、以下の取り組みが進められます。
平常時の協力
1.
共同研修の実施:災害発生時に備えた研修を通じて、各社の役割と責任を明確にし、円滑な連携が取れるようにします。
2.
支援内容の協議:各社の特性を生かして、具体的な支援方法について話し合います。
災害時の連携
1.
第一交通:タクシー車両を用いた迅速な被災地支援を行います。
2.
Fラボ:NPOや他の支援団体と協力し、全体的な支援活動を調整します。
3.
損保ジャパン:AIやデジタル技術を活用して、被災状況の情報を収集・共有する仕組みを整えます。
今後の展開
三者はこの協定を基に密に連携し、福岡県民の安心・安全を確保すべく努力を重ねていきます。災害に強いレジリエンス社会の実現に向けて、長期にわたって取り組む所存です。
各社の概要
損害保険ジャパン株式会社
損保ジャパンは、SOMPOグループの中核として損害保険事業を展開しており、保険提供を越えて地域の防災・減災を推進しています。
第一交通産業株式会社
第一交通は、全国34都道府県でタクシーやバス事業を中心に、さまざまな業種での公正なサービスを展開する企業です。
特定非営利活動法人福岡災害レジリエンス研究室(Fラボ)
Fラボは、福岡県において災害時の情報取りまとめや調整を行い、多様な主体の連携を促進する中間支援組織です。平常時からの強固なネットワークを築くことを重視しています。
この協定がもたらす未来は、安定した支援体制に基づいて災害弱者のサポートが確実に行われるものであり、福岡県全体のレジリエンス強化につながることが期待されます。