仮想通貨市場動向:6月分析
2024-07-08 18:11:34

仮想通貨市場の最新動向:アルトコイン躍進、ビットコインは下落? 「TSUDOI」が6月市場を分析

ビットコイン下落、アルトコインは上昇傾向? 「TSUDOI」が6月仮想通貨市場を分析



株式会社SIGMAが運営する仮想通貨情報コミュニティーサービス「TSUDOI」は、2024年6月の仮想通貨市場を詳細に分析し、その結果を発表しました。

6月は仮想通貨市場全体が下落傾向にあり、時価総額は5月末の約406兆円から6月末には約362兆円まで減少しました。ビットコインも下落し、約68,360ドルから60,788ドルまで価格が下がりました。しかし、アルトコインはビットコインの下落幅を上回るケースが多く見られ、市場での支配率が一時的に約10%にまで上昇しました。

「TSUDOI」は、ビットコイン価格の下落要因として、ドイツ連邦刑事警察庁(BKA)による押収ビットコインの一部市場への移動と、Mt.GOXによるビットコインとビットコインキャッシュの弁済開始発表を挙げています。

ビットコイン支配率が一時的に50%に、アルトコイン市場の活性化を暗示



「TSUDOI」では、ビットコイン、イーサリアム、TOP50銘柄、それ以外の仮想通貨の4つに分類し、それぞれの市場支配率を分析しました。6月24日、Mt.GOXの返済開始発表を受けて、ビットコインの市場支配率が一時的に50.20%に達しました。

同時に、イーサリアムとTOP50銘柄の市場支配率は下落し、その結果「その他の仮想通貨」の市場支配率が9.22%に上昇しました。これは、投資家がビットコインから他のアルトコインに資金を移していることを示唆しており、アルトコイン市場の活性化を示す一つの指標と言えるでしょう。

大手VCの出資状況は横ばい、業界への投資意欲は健在



「TSUDOI」は、大手ベンチャーキャピタル(VC)の出資動向も調査しています。6月1日から6月27日までの期間における資金調達総額は約2,200億円となりました。前月は債券融資による1兆円規模の資金調達プロジェクトが注目を集めましたが、今月は目立った案件は少なかったものの、4月と同規模の投資が行われています。

投資プロジェクト数は前月より減少したものの、大手VC(TOP20社)からの出資プロジェクト数は横ばいを維持しており、業界への投資意欲は依然として高いことがうかがえます。分野別では、業界インフラストラクチャー分野とWeb3分野への資金流入が依然として活発です。

「TSUDOI」が注目する銘柄、3銘柄で価格上昇



「TSUDOI」は、時価総額上位50銘柄を「トップ銘柄」として独自に分析しています。6月は3週目までに7銘柄を発表し、そのうち3銘柄で価格が上昇しました。さらに、ビットコインの上昇を上回る高いパフォーマンスを記録した銘柄が5銘柄ありました。

「TSUDOI」は、週次レポートサービスも提供しており、投資家は情報サービスを活用することで、リスクを最小限に抑え、より賢明な投資判断を行うことができます。

専門家からのコメント



SIGMA代表:武藤 浩司

「5月に上昇したビットコインが6月は下落に転じましたが、その要因は明確に分析できます。また、過去のデータとして半減期後の価格推移を振り返ったところ、短期的な下落傾向が見られる中でも、長期的な上昇トレンドを冷静に見据えることが重要です。

6月は仮想通貨市場への新たな不安をもたらすトピックもありましたが、これは将来の価格動向に対する関心が高まっている裏付けでもあります。TSUDOIとしては、正しい情報発信へのニーズに応えるため、分析の精度向上に尽力していきます。」

「TSUDOI」リサーチ責任者:中森

「ビットコイン価格が下落する中で、上昇傾向にある銘柄が散見されることは、仮想通貨市場全体で見るとポジティブな傾向です。新規銘柄への投資資金の流入は変わらず続いているため、TSUDOIとしても、投資資金の流れは、今後も注視していきたいと考えています。

数多い銘柄から、注目銘柄をピックアップする分析作業を強化することで、仮想通貨市場全体の透明性の確保、健全化につながると考えています。」

「TSUDOI」とは?



「TSUDOI」は、株式会社SIGMAが運営する仮想通貨情報コミュニティーサービスです。仮想通貨業界のプロが情報を取捨選択し、日本語で分かりやすくリアルタイムで情報発信しています。ニュース配信や銘柄毎の解説など、プロ視点でのプロジェクト評価が確認できることが特徴です。また、初心者向けの勉強コンテンツも数多く公開しています。

仮想通貨業界は、詐欺まがいや誤った情報が多いと言われています。リアルタイムで貴重な情報を入手し続けるのが難しい状況です。さらに新しい情報は、英語記事がベースになっている情報がほとんどのため、日本の仮想通貨投資ニーズに対応したサービスとして、「TSUDOI」は2022年10月にサービスを開始しました。

「TSUDOI」の特徴



「TSUDOI」は、約1万規模の銘柄情報を「トップ銘柄分析」「中堅銘柄分析」「新規銘柄発掘分析」の3つの視点で分析し、注目の優良銘柄をピックアップしてリポートしています。特に、アルトコインの投資を目的としたレポートに強みを持ち、ねらい目の銘柄や大穴銘柄を独自にピックアップして紹介しています。

さらに、「24時間サポートチャット」「リサーチリクエスト」「マニュアルリクエスト」「Zoom面談」など、情報を配信するだけでなく、仮想通貨業界の専門家へ直接質問ができる環境を整えています。

「TSUDOI」は、仮想通貨市場における信頼できる情報源として、投資家の皆様をサポートしていきます。




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