ジュリオ株式会社と宝印刷株式会社が業務提携を発表
業務提携の目的
ジュリオ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:姥貝 賢次)は、宝印刷株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:白井 恒太)との業務提携契約を締結したことを発表しました。この提携は、AI技術を活用し、開示・IR・財務分野の効率化と高度化を図ることを目的としています。両社はともに、取引先企業が成長するための支援を行うことで、付加価値を高めていく考えです。
デジタルトランスフォーメーションと業務効率化
近年、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)が進む中で、特に財務や監査業務の効率化、さらには内部統制の強化が求められるようになっています。ジュリオ株式会社は、2021年の創業以来、生成AI技術をコアとしたソリューションを提供し、複雑な財務分野の自動化を実現してきました。また、厳しいセキュリティ設計を採用することで、機密データの安全管理にも力を入れています。
一方、宝印刷株式会社は、ディスクロージャーやIR分野での豊富な経験と知識を有し、企業の情報開示支援に特化しています。これまで約70年間、上場企業やIPO予定企業のお客様に対して、信頼性の高い開示支援を行ってきました。この長年の経験と専門知識をもって、両社は共同で新たなビジネスチャンスを探ることになります。
日本企業の情報開示の現状
日本における企業情報開示には、様々な書類において内容の充実が求められています。しかし、その一方で、開示体系が複雑で、開示量が増加する中で企業の負担も増しています。これは国内外からも指摘されている課題であり、これらの問題を解決するために両社は連携を図ることになりました。
提携で目指す未来
今後、ジュリオ株式会社と宝印刷株式会社は、AI技術を活用し、企業の情報開示における負担を軽減することを目指します。具体的には、開示内容の迅速化や効率化を図り、日本企業が直面している問題に対するソリューションを提案していく予定です。両社の結びつきは、単なる技術革新に留まらず、企業全体の成長支援も視野に入れたものです。
このような新しい取り組みを通じて、両社は多様なニーズに応える革新的なサービスを提供し続け、顧客の企業価値を向上させることに貢献していくことが期待されます。
会社情報
- - 宝印刷株式会社は、ディスクロージャーおよびIR関連文書の作成支援を行う企業であり、70年の歴史があるリーディングカンパニーです。詳細はこちら。
- - ジュリオ株式会社は、生成AI技術を利用したソリューション開発を行うスタートアップ企業です。公認会計士などの専門知識を活かし、特に複雑な財務・監査領域における文書作成や分析の自動化を進めています。詳細はこちら。