建設DXの未来を切り開く、キャパの最新技術発表
2025年7月17日、東京都で開催された「Autodesk DevCon 東京 2025」において、株式会社キャパの取締役佐藤記者が登壇し、映えある成功事例を紹介しました。このカンファレンスは、建設業や製造業向けのクラウドプラットフォーム「Autodesk Platform Services(APS)」をテーマに展開され、最新のソリューションやAI、DX、サステナビリティに関する知見が共有される場となりました。
キャパの役割
キャパは、自社CADの開発を手がけて40年以上の歴史を持つ企業です。2010年にAutodesk Developer Networkに参加し、加えて多くのAutodesk製品のカスタマイズ開発を行い、特に自動作図システムと作図支援システムの開発に取り組んできました。2017年には、日本国内でAPSの認定パートナーに指定され、その後も業界の最前線で活動しています。今回の登壇は、これまでの努力と成果を裏付けるものとなりました。
事例紹介:早川商事の足場資材発注システム
佐藤氏のセッションでは、早川商事株式会社の足場資材発注システムの事例が中心に据えられました。このシステムは、従来は電話で行われていた発注業務をWeb上で行えるようにし、BIMモデルを利用した供給部材の選択が可能です。その結果、業務フローのかなりの改善が見込まれています。
主なトピックスは次の通りです:
- - Autodesk Platform Servicesを用いて、足場資材発注システムを構築し、業務フローの改善を実現。
- - 技術選定の際にAPSを選んだ理由とそのメリット。
- - 実際に利用したAPIやシステム構成についての詳細。
- - Autodesk Platform Servicesを活用したシステム開発進行の流れ。
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これにより、オペレーターの負担を減らし、見積もりのリードタイムを短縮するだけでなく、属人化の問題も解決できると期待されています。このような先進的な技術を用いることで、作業効率が格段に上昇する見込みです。
まとめ
今後もキャパは、建設業界や製造業界の皆様への支援を続け、様々な業務改善の手助けを行うとしています。新規事業としてのVR/ARやBIM/CIMの開発にも力を入れ、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進していく計画です。
キャパは創業以来42年にわたり、CAD・BIM・CIMのソフトウェア開発を通じて多くの企業の業務改善を支援してきました。これからも業界のニーズに応じて、最新の技術を提供し続ける姿勢が期待されます。
株式会社キャパの情報
- - 本社所在地: 東京都千代田区神田岩本町1-14 KDX秋葉原ビル 2F/8F
- - 代表者: 吉良平四郎
- - 資本金: 1億円
- - Webサイト: 株式会社キャパ
本件に関するお問い合わせは以下まで: