未来の食を見据えた！プラントベースフードの最新セミナー開催

プラントベースフードの産業を探る

2026年1月20日、株式会社AndTechが主催する「環境・食糧問題の解決に貢献するプラントベースフードの現状と開発・市場動向」に関するオンラインセミナーが開催される。このセミナーでは、プラントベースフード（植物由来の代替食品）の最新情報やこの分野での課題、さらには今後の市場動向に焦点が当てられる。

プラントベースフードとは？

プラントベースフードは、健康志向や環境保全の高まりにより注目を集めている食品カテゴリーである。動物性の材料を使用せず、植物由来の成分を利用して作られた食品は、持続可能な食文化の構築にも貢献すると考えられている。

セミナーのプログラム

本セミナーのプログラムは、4部構成となっており、第一部ではTPCマーケティングリサーチ株式会社から水上創氏がプラントベースフード市場の最新動向について解説する。市場がどのように進化しているのか、消費者のニーズにどのように応えるべきかを学ぶことができる。

第2部では、不二製油株式会社から中野康行氏がプラントベースフードの現状と今後の展開について深掘りする。このセクションでは、これまでの進化と今後の展開についての分析が行われる。

第3部では、久保田真敏氏が米タンパク質の新たな可能性を紹介。日本ではおなじみの主食である米が、植物性タンパク質としての役割を果たす方法について詳述される。米タンパク質は、動物性タンパク質の代替として、健康促進に寄与する可能性が高いことが伝えられる。

最後の第4部では、三菱商事ライフサイエンス株式会社から古賀大貴氏が増粘多糖類「カードラン」の利用法について講演する。この素材がどのようにしてプラントベースフードにおける食感の再現に寄与するのか、具体的な事例を交えて紹介される。