EC業者を支えるWebPayの新サービス「WebPay Extend」とは

WebPay Extend: 新たな決済の可能性

ウェブペイ株式会社は、現在のEC市場に新たな風を送るサービス「WebPay Extend」をリリースしました。この新しい機能は、サードパーティの業者がWebPayを利用し、決済データの取得や決済処理を行うことを可能にします。これにより、ECプラットフォーム、会計ソフト、データ解析サービスなど、様々な分野での応用が広がります。

WebPay Extendの基本機能

「WebPay Extend」は、OAuth2を使った認証方法を採用しており、これにより外部事業者は、WebPay加盟店の決済データにアクセスしたり、代わりに決済処理を行うことができます。この機能の利用によって、加盟店は自社のサービスに新たな価値を加えることができ、より効果的なビジネス運営が可能になります。

自動領収書送信サービスとの連携

新機能のリリースに合わせて、領収書を自動で送信する「WebPay Receipt」も同時にスタートしました。これは、WebPayユーザーがログインするだけで簡単に利用できるサービスで、販売後の顧客対応の負担を軽減します。

具体的なアプリケーションの例

「WebPay Extend」を利用することで、様々なアプリケーションが生まれます。例えば、決済データを自動的に仕訳ける会計ソフトや、リアルタイムで決済状況をモニタリングできるアナリティクスサービスが考えられます。また、簡単に設定できる定期課金システムや、WebPayを通じて決済処理を行うECモール型サービスも実現可能です。

今後の展開

ウェブペイは、「WebPay Extend」を利用することで、今後さらに多くの外部サービスとの連携を進めていく方針です。これにより、WebPayを基盤とした決済エコシステムの構築を目指しています。加盟店は、様々な決済関連サービスを自由に組み合わせて利用できるようになり、業務効率が大幅に向上するでしょう。

ウェブペイの基本情報

ウェブペイ株式会社は、東京都品川区に本社を置き、クレジットカード決済サービス「WebPay」を展開しています。同社は、簡単なAPIを提供し、迅速な審査とセキュリティを兼ね備えた決済システムを提供しています。スタートアップから大企業まで幅広く支持されているWebPayは、その透明性の高い料金体系も魅力の一つです。

このように、「WebPay Extend」は、EC業界に大きな影響を与える可能性を秘めています。進化を遂げるクレジットカード決済の未来に注目です。