フルヤ金属、新千歳工場の開設と展望
新千歳工場の特設サイト公開
株式会社フルヤ金属が、2026年秋に稼働予定の新千歳工場を紹介する特設サイトを2026年1月13日に公開しました。このサイトでは、社員が撮影した現場の風景を通じて新千歳工場の建設過程や、さらなる半導体製造装置の需要に応えるための取り組みを紹介します。
工場の立地と計画
新千歳工場は、千歳市に位置し、道央圏連絡道路を介して新千歳空港からわずか7分という利便性の高い場所に設置されます。現在フルヤ金属は、既存の千歳工場からの移転を計画しており、新工場においては半導体製造工程で重要な役割を果たす製品の生産能力を従来の約2倍にまで引き上げることを目指しています。
工場では、温度センサーや石英加工製品の生産ラインが新たに増強され、日本国内のサプライチェーンの強化を促進します。さらに、つくば工場との機能を共有し、事業継続計画(BCP)の強化を図るとともに、両工場の人的交流にも取り組むことで生産性の向上を目指します。
新製品の開発にも注力
新千歳工場では、既存の商品に加え新たに量産予定の製品も開発しています。その一つは、1,000℃の環境でウェーハに酸化膜を成長させるための部材で、国内の半導体製造装置メーカーとの共同開発によるものです。このように、フルヤ金属は革新的な製品群を通じて半導体業界に貢献し続けています。
フルヤ金属の企業概要
フルヤ金属は、プラチナ、イリジウム、ルテニウムといった貴金属を原料とした工業用製品を製造している。これらの希少金属は加工が非常に難しいため、同分野での専門メーカーは限られており、PGM(プラチナグループメタル)に特化した生産が特徴です。
エレクトロニクス、クリーンエネルギー、医療など様々な分野において、これらの貴金属製品が重要な役割を担っています。工業用貴金属のリサイクル事業にも積極的に取り組み、持続可能な資源活用を推進しています。
本社は東京都豊島区にあり、2025年には従業員数420名、売上高は57,379百万円に達しています。フルヤ金属の細やかな技術力と製品開発力は、今後の半導体業界においても大きなインパクトをもたらすことでしょう。フルヤ金属の新千歳工場に注目が集まるのは当然のことです。今後の展開から目が離せません。
詳しい情報は、公式サイト
フルヤ金属をご覧ください。