『スープ賢人』登場
2021-07-01 11:21:19
スープの新境地『スープ賢人』!人間工学に基づいた食べやすさを追求したスプーンが登場
近年、健康志向の高まりと共に、具が豊富に入った「食べるスープ」の人気が急上昇しています。この流れを受けて、㈱山崎金属工業が新たに発表したのが、スープ専用スプーン『スープ賢人』です。このスプーンは、東京都立産業技術研究センターとの共同開発により、人間生活工学の観点から設計されています。
『スープ賢人』は、スープを口に運ぶ動作を研究し、どのような形状が最も食べやすいかを徹底的に追求しました。具体的には、「底の深い器からスープと具をすくい上げる」「スプーンを紹介元へ運ぶ」「口に入れて引き抜く」という一連の動作に寄り添ったデザインが施されています。
特に注目すべきは、ヘッドデザインの傾斜です。この角度は、スプーンを持った際に顔の正面から45°の角度で口へ入りやすく設計されています。これにより、「斜めに口へ運ぶ」という行為をスムーズにし、肘を大きく上げずに食事を楽しむことができます。
また、スプーンの持ち手は、細くすぼまったデザインになっており、深い器から具材をしっかりとすくうことができると同時に、手元の小回りも利くため、好みの具材を自由に選ぶことが可能です。
『スープ賢人』には、2種類のデザインがあります。ひとつは『アール ヨンジュウゴ』で、葉っぱのような独特の形状が特徴です。右利き用で、左右非対称の設計により、唇にしっかりフィットしやすく、食べた後もスプーンの底に具が残りにくい設計となっています。
もうひとつは、『イーエス ロク』です。こちらは六角形をイメージしたデザインとなっており、左右両利きに対応しています。多めにスープと具材を掬うことができ、口離れも良好です。このスプーンは持ち手にもくびれがあり、安定した持ちやすさを実現しています。
さらに、環境問題への意識が高まる中、山崎金属工業はSDGsにも取り組んでいます。新潟県産の古米を再利用して作られた「ライスレジン」と「ライスインキ」を使った持ち運び用のカトラリーケースも開発。これにより、持ち歩きにも便利なスプーンセットが完成しました。
『スープ賢人』の特設サイトやMakuakeのプロジェクトページでは、詳細情報や購入情報が公開されています。
また、山崎金属工業は1918年の創業以来、真摯なモノづくりを続けており、ノーベル賞創設90周年記念晩餐会で使用されたカトラリー製作にも携わった実績があります。このように、品質とデザインにこだわり抜いた商品の開発を通じて、テーブルに潤いと豊かさを提供することを目指しています。
健康的でおいしいスープを、もっと楽しむための新しい道具『スープ賢人』。これを使えば、日々の食卓が一層豊かになることでしょう。ぜひ、あなた自身のスプーンとして『スープ賢人』を体験してみてください。
会社情報
- 会社名
-
山崎金属工業株式会社
- 住所
- 新潟県燕市大曲2570番地
- 電話番号
-
0256-64-3141