渋谷慶一郎とサー・ウェイン・マクレガーが手掛ける国際共同制作プロジェクトの参加者を公募開始

渋谷慶一郎 × サー・ウェイン・マクレガーの国際共同制作プロジェクト

音楽家でありアートマネージャーでもある渋谷慶一郎が代表を務めるアタック・トーキョー株式会社（ATAK）は、2027年の初演を目指す国際舞台芸術プロジェクトへの参加者を公募します。湖アート界の新星たちと共に、未来の舞台芸術を創造する絶好のチャンスです。

プロジェクトの概要

本プロジェクトは、世界的に著名な振付家であり、イギリスのロイヤル・バレエ団の常任振付師であるサー・ウェイン・マクレガーと渋谷慶一郎との国際的な共同制作です。今年の6月にスタートしたこのプロジェクトは、音楽、ダンス、舞台美術、さらにはAIやテクノロジーを融合させた革新的な作品を目指します。プロジェクトの一環として、若手アーティストたちは、分野を超えたメンター制度のもとで、生きた経験を積むことができます。

参加者への多面的なサポート

公募に選ばれた若手アーティストやアートマネジメントの人材には、渋谷慶一郎に加え、東京大学の池上高志教授や国立音楽大学の今井慎太郎准教授、制作プロデューサーなどの専門家からの支援が受けられます。これにより、参加者は公演制作やワークショップを通じて、実際の創作現場で必要なスキルを身につけることが可能となります。また、制作に対する報酬や渡航・宿泊費の支援、必要な機材の提供も行われます。

すでに、AIを使ったビジュアルアートで知られる岸裕真氏をはじめ、他の若手アーティストたちも参加が決定しており、彼らによる新たなビジュアル演出も期待されています。

渋谷慶一郎のビジョン

渋谷慶一郎は、このプロジェクトを通じて、次世代のアーティストたちに未知の表現の場を提供したいと語ります。「この挑戦には若い世代の力が不可欠です。柔軟で、時には無謀な発想が生まれない限り、全く新しいものは誕生しません」と公募にあたり強い想いを述べています。彼は、参加を通じてアーティストたちが自分の表現を問い直し、世界ともつながっていくことを願っています。

募集対象

公募の対象となるのは、音楽、美術、振付などのアーティスト、プログラマー、制作・マネジメント、PR、メディアリレーション、エンジニアなど多岐にわたります。エントリー条件として、国際的なプロジェクトに興味があり、英語でのコミュニケーション能力が求められます。年齢制限は22歳から35歳で、実務経験が3年程度あることが望ましいです。