新たなラベルと共に登場するワインの魅力
フランスの名門、バロン・フィリップ・ド・ロートシルト社が手掛けるワイナリー「ラ・キャピテール・ド・バロナーク」が、そのラベルデザインを全面的にリニューアルし、新しい時代を迎えました。2023ヴィンテージから新サイズのワインが登場し、特に注目なのが新たに加わった白ワイン「ラ・キャピテール・ド・バロナーク ブラン」です。新しいラベルは、従来のデザインとは一線を画し、現代的なアートの要素を取り入れた革新の証です。
バロン・フィリップ・ド・ロートシルト社について
ボルドーの名門シャトー・ムートン・ロートシルトを運営するバロン・フィリップ・ド・ロートシルト社は、以前からワイン界において多くの成功を収めてきました。アメリカで生産された「オーパス・ワン」、チリの「アルマヴィーヴァ」など、数々の名作を生み出したこの会社は、さらなる挑戦として南フランスに「ドメーヌ・ド・バロナーク」を設立しました。ラングドック地方に根を張り、世界基準のワインを生み出すこのワイナリーは、2003年に発表された「AOCリムー」における認定の立役者としても知られています。
「ラ・キャピテール・ド・バロナーク」とは
ドメーヌ・ド・バロナークが生み出す「ラ・キャピテール・ド・バロナーク」は、ボルドー品種と地中海の品種を融合させ、ムートン・ロートシルト直伝の製法で仕上げられています。毎年のブドウの状態に応じてアッサンブラージュ比率を調整し、常に最高の品質を追求するプレミアムワインです。エレガントさと力強さ、複雑な風味が特長で、多くのワイン愛好者に支持されています。
ラベルのリニューアル
新しいラベルデザインは、アートラベルの権威ジュリアン・ド・ボーマルシェ・ド・ロートシルト氏が監修しました。このデザインには、1924年にムートンが初めてアートラベルを採用した際のキュビズムデザインをオマージュしています。新ラベルには、ドメーヌの象徴である酒の神「バッカス」のマスカロン彫刻も取り入れられており、革新だけでなく伝統を大切にしている姿勢も感じられます。
ワインの詳細
ラ・キャピテール・ド・バロナーク 2023
- - ブドウ品種: シラー68%、メルロ22%、マルベック10%
- - 熟成: 1~4回使用した樽で6ヶ月間
- - 容量: 750ml
- - 希望小売価格: 5,000円+税
このワインは、濃厚な真紅の色合いが特徴で、力強さと芳醇な味わいが楽しめます。香りには砂糖漬けの黒系果実やカシス、スパイスが広がり、タバコのニュアンスが後味に残ります。
ラ・キャピテール・ド・バロナーク ブラン 2023
- - ブドウ品種: シャルドネ100%
- - 熟成: フレンチオーク樽で6ヶ月、ステンレスタンクで3ヶ月
- - 容量: 750ml
- - 希望小売価格: 5,000円+税
白ワインは明るいペールイエローで、リンゴや洋梨の香りが感じられ、さらにフローラルや柑橘系のニュアンスも楽しめます。口に含むとまろやかで芳醇な味わいが広がり、ミネラルのテクスチャーが軽快さを引き立てます。
まとめ
革新と伝統が織りなす「ラ・キャピテール・ド・バロナーク」の新しいデザインとワイン。これを機に、ぜひその魅力を体感してみてください。ぜひ、ワイン愛好家や新たな体験を求める方々にとって、このワインは心温まる一杯になることでしょう。