NECが飲食店向け新サービス対応のモバイルPOSを発表

NECモバイルPOSの最新バージョン情報

8月初旬、日本電気株式会社（NEC）が飲食業界に革命をもたらす最新のポスシステムをリリースしました。その名も「NECモバイルPOS Ver2.38.0」。新たな機能が追加され、飲食店のサービス運営を一層支援します。

新機能の特徴

1. API連携による外部注文サービスの対応

新たに公開されたAPIによって、デリバリー・テイクアウトなどの外部注文サービスとスムーズに連携。これにより、宅配アプリからの注文データを「NECモバイルPOS」に直接取り込み、厨房への調理指示を行うことが可能になります。これにより、業務が大幅に効率化され、迅速なサービス提供が実現します。

2. 詳細な集計が可能な商品オプション機能

商品のオプション設定を商品マスタに紐付けることができるようになり、注文内容を詳細に記録可能に。これにより、顧客が選んだメニューやオプションが明確に集計され、売上データの分析が容易になります。データ取り込みの際にもしっかりと対応し、細かなビジネスインサイトを得る手助けをします。

3. カード会社別の売上集計機能

マルチ決済端末連携時に、各カード会社ごとの売上データを集計できるようになりました。これにより、管理画面での視覚化が可能になり、経営判断がより透明になります。

4. セルフ会計対応の自動釣銭機の導入

新たにグローリー製のセルフ専用釣銭機との連携に対応。これにより、接触機会が減少し、顧客と従業員の安全を保ちながら会計作業を迅速化します。コンパクトなデザインで導入しやすさも向上しました。

5. 新型バーコードスキャナの採用

Bluetooth接続に対応したHoneywell製バーコードスキャナが使用可能になり、一次元バーコードとQRコードを1台で読み取ることが可能です。これにより、スペース的なストレスを軽減し、業務の利便性を高めています。

NECモバイルPOSとは

「NECモバイルPOS」は、1,000社以上の飲食企業に導入されているサブスクリプション型のポスシステムです。基本的な決済機能に加え、リアルタイムでの売上管理など多彩な機能を持ち、クラウド型サービスのメリットを最大限に活用しています。今後もさらなる機能追加やサービス向上に力を入れていくことでしょう。

詳細な情報や導入については、NECモバイルPOS公式ウェブサイトをご確認ください。動きが早い飲食業界で、最先端の効率的な運営を実現するために、ぜひこの新機能を活用してみてはいかがでしょうか。