2025年度グッドデザイン賞に輝いた東京建物の受賞プロジェクトまとめ

2025年度のグッドデザイン賞で、東京建物株式会社が8つのプロジェクトで受賞し、そのデザイン性と社会への貢献が評価されました。受賞したプロジェクトは、住宅、オフィスビル、ホテル、コミュニティづくりなど多岐にわたるもので、興味深いストーリーが詰まっています。

受賞プロジェクト一覧

受賞した8件のプロジェクトは、以下の通りです。これらのプロジェクトは、東京都に限らず、大阪、京都、名古屋など幅広い地域で展開されています。

1. Brillia深沢八丁目
（カテゴリ：中～大規模集合住宅）
地域の桜並木とアートを融合させたデザインで、住民が豊かさを感じられる住まいを目指しました。ZEH-M基準に適合する国内初の大規模建築物でもあります。

2. Brillia ist 池尻大橋
（カテゴリ：中～大規模集合住宅）
渋谷駅近くに位置し、クリエイティブな生活を支える防音住戸を含む賃貸集合住宅です。共用部には屋上菜園なども臨時しています。

3. Brillia名駅二丁目
（カテゴリ：中～大規模集合住宅）
名古屋駅から徒歩6分の場所にあるスマートなデザインの集合住宅。都市生活の多様性に対応した空間構成が特徴です。

4. Brillia Tower 箕面船場 TOP OF THE HILL
（カテゴリ：中～大規模集合住宅）
新しい駅とペデストリアンデッキで直結する高層住宅。地域の緑地とのつながりを重視したデザインが評価されました。

5. HARUMI FLAG
（カテゴリ：中～大規模集合住宅）
東京2020オリンピックを背景に、持続可能な都市づくりを追求したプロジェクトです。多様性が重視されています。

6. T-PLUS日本橋小伝馬町
（カテゴリ：オフィス・産業施設の建築・環境）
新たな働き方を支援するために設計されたミッドサイズオフィス。このプロジェクトでは、環境の個性を取り入れたファサードが特徴です。

7. ヒルトン京都
（カテゴリ：商業のための建築・環境）
京都の中心に位置する高級ホテルで、地域の伝統と現代的なデザインが融合した空間が広がります。

8. アートゴールデン街
（カテゴリ：コミュニティづくりの取り組み・活動）
解体待ちの老舗ビルで開催されたアート展。150人以上の来場者を迎え、地域への活気を取り戻したプロジェクトです。

持続可能な開発への貢献

東京建物は、“次世代デベロッパーへ”をスローガンに掲げ、2030年に向けた長期戦略を推進しています。社会課題の解決と企業の成長を両立させる姿勢を明確に示し、物件開発だけでなく、地域社会との共生、さらなる価値創造を模索しています。

各プロジェクトは、地域の環境や文化に根ざした発展を目指し、デザインにおいても単なる住宅やオフィスの提供に留まらない、住む人、働く人が豊かさを感じられる空間作りがなされています。

このように、東京建物の受賞プロジェクトは、地域や人々と密接に結びついたデザインと実践が強調されており、未来志向なアプローチが期待されています。今後もこれらのプロジェクトが、持続可能で魅力的な理由で選ばれることを楽しみにしています。