株式会社NextStairsが九州スポーツ心理学会で研究成果を発表しました

株式会社NextStairsが九州スポーツ心理学会で発表

2025年3月2日、福岡県福岡市の九州産業大学にて開催された「九州スポーツ心理学会第38回大会」にて、株式会社NextStairsが自社の研究成果を発表しました。学会では、最新のスポーツ心理学に関する数々の研究が行われる中、NextStairsの発表は特に注目を集めました。

研究の背景

近年、スポーツビジネスにおいてはスポンサーシップが重要な収入源となっており、その効果を定量的に評価する必要が高まっています。特に、投資額に見合う成果を示すためには、客観的な指標が求められています。NextStairsの研究では、スポンサー企業がどのようにスポーツ観戦を通じて効果を得られるかを探ることを目的としてしました。

研究内容

表題

「スポーツ観戦中におけるlow-α・low-βがスポンサー企業に及ぼす効果に関する研究」

研究目的

スポーツビジネス分野におけるスポンサーシップの効果を測定するため、認知度スコア、インパクトスコア、脳波スコアを基にした探索的研究を行いました。これにより、スポンサーシップにおける新たな指標を導入します。

実験方法

実験は2024年11月1日から12月21日までの期間に掛けて、九州産業大学の人間科学部スポーツ健康科学科の学生40名を対象に実施されました。参加者には脳波を計測する装置を装着し、複数のスポーツ中継を視聴してもらいました。その後、スポンサー企業のロゴを視聴し、脳波スコア（low-α波・low-β波）を測定しました。

結果

結果として、認知度スコアやロゴのインパクトはB2C（法人消費者向け）の業界で特に高く、ゲームや小売業界の企業が良好な数値を出しました。一方、B2B（法人向け）の業種である建設や化学繊維業界のスポンサーは、結果が思わしくない傾向が見られました。特に、小売業が様々なスポーツに協賛している場合、注意力が顕著に高まり、low-β波が優勢でした。また、試合中の特定の状況により注意力の変化も観察されました。

学会概要

「九州スポーツ心理学会第38回大会」は、2025年3月2日（日）09:00から14:30にかけて行われ、各研究発表が行われました。NextStairsの発表は、スポンサーシップの価値を見極めたい企業にとって、意義ある研究成果となるでしょう。

会社概要

株式会社NextStairsは、AIとテクノロジーを駆使してスポーツの価値を高めることをミッションに掲げています。2022年に設立され、本社は福岡県福岡市に所在します。企業としては、スポンサー広告の価値換算サービスを提供し、スポーツメディアの運営を行っています。

詳細な情報はこちらを参照ください。