北斎館が2025年度展覧会スケジュールを発表！500周年記念に向けた特別展も開催されます

北斎館が50周年に向けた特別展を発表

北斎館は2026年に開館50周年を迎えるにあたり、2025年度の展覧会スケジュールを発表しました。この特別な年に、北斎館ではさまざまな魅力的な展示が計画されています。

特筆すべきは、フランス・ナント市のブルターニュ公爵城博物館で「小布施の北斎展」が開催されることが決まった点です。この展覧会では北斎館のコレクションを中心に、北斎の作品が展示されます。本展は北斎館との全面的なコラボレーションにより、北斎の芸術がフランスで広がります。訪れるチャンスを合わせて、多くの人にその魅力を知ってもらう機会となるでしょう。

また、5月には特別展「東京・足立区立郷土博物館所蔵浮世絵名品展」が開催予定で、葛飾北斎の晩年の絵画をはじめ、さまざまな作品が展示されます。北斎館では現在も常設展示として、男浪図、女浪図、龍図、鳳凰図といった北斎の代表作を取り揃え、季節に応じたテーマを設けて十分に楽しめる内容となっています。

特別展企画詳細

今回の特別展では、以下のような催しが予定されています。

1. 略画ーはずむ筆、おどる線ー（4月12日〜5月18日）
女性や動物を描いた北斎の略画を通じて、彼の技法の真髄に迫ります。入場料は1200円です。

2. 東京・足立区立郷土博物館所蔵浮世絵名品展（5月24日〜10月5日）
足立区立郷土博物館のコレクションから、初期浮世絵から明治への流れを紹介する貴重な機会です。各期ごとに異なる展示が行われ、入場料は1500円です。

3. なんという目だ！ー北斎にはこう見えるー（10月11日〜12月7日）
北斎の作品の中で水や風の動きを捉えた瞬間を感じてもらえる展覧会です。入場料は1200円です。

4. 傑作！北斎漫画（12月11日〜2026年1月16日）
北斎が描いた『北斎漫画』全15冊の魅力を紹介するこの展示。入場料は800円です。

5. 北斎を魅了した天舞う瑞獣〜龍・鳳凰〜（2026年1月24日〜3月29日）
北斎が描いた龍と鳳凰に焦点を当てた展示も計画されています。入場料は1200円です。

お問い合わせとアクセス

北斎館の住所は長野県上高井郡小布施町大字小布施485です。開館時間は午前9時から午後5時まで（入館は閉館30分前まで）。休館日は12月31日で、入館料は企画展によって異なります。詳細は公式サイトをチェックしてください。

また、インスタグラムでも最新情報が随時更新されているので、そちらもご覧ください。

ぜひこの機会に北斎館を訪れ、北斎の素晴らしい作品を堪能してください。