リアブロードとやる気スイッチグループの戦略的提携
2023年、海外留学エージェント「スマ留」を運営する株式会社リアブロードと、総合教育サービス企業のやる気スイッチグループホールディングスが戦略的資本業務提携契約を締結しました。この提携により、両社の持つ知見と資産が相互に活用され、交流を促進する新たな教育体験が創出されることが期待されています。
教育市場と留学市場の融合
近年、国際化が進み、異文化に触れることでキャリア形成に重要な実践的な英語力が求められています。しかし、日本の教育と海外留学の間にはそれほど密接な関係は築かれていませんでした。両社は、この接点を強化し、日常学習から留学、さらに帰国後のキャリア形成まで一貫したサポートを目指す「一元化された教育体験」の重要性を訴えています。
事業シナジーと新たな取り組み
提携を通じて、やる気スイッチグループの多様な教育ブランドとリアブロードの留学サービスのシナジーを最大化することが狙いです。特に、以下の取り組みが注目されています:
- - スクールIE®:個別指導の成果を生かし、学習者のニーズに応じたカスタマイズ型短期留学を提供。
- - Kids Duo International®とアイキッズスター:幼少期からのバイリンガル教育を基にした親子留学サービスの共同開発。
- - 寺小屋グループ:地域に根付いた教育実績とグローバル体験を組み合わせ、新たな留学プログラムを創出。
更に、やる気スイッチグループ内の採用関連業務を担当する企業と連携し、留学を経て得たスキルや異文化適応力を持つ人材を自社の講師やスタッフとして積極的に迎える人材循環モデルを構築する意向が示されています。
今後の展望と目指す未来
両社は、国内の教室での事前学習と海外での実践プログラムを組み合わせた「国内外ハイブリッド型カリキュラム」を開発し、教育格差をなくすことを目指します。また、地方でも都市部と遜色ない最新のグローバル教育情報を提供し、留学を「日常化」できる環境を整えていく考えです。
加えて、やる気スイッチグループの豊富なネットワークを生かして、ブランドイメージの向上や新たな教育コンテンツの開発を加速させる計画です。
代表者のコメント
やる気スイッチグループの代表取締役社長、高橋直司氏は、「変化の激しい時代において、教育がどのように進化すべきかが求められています。この提携を通じて、国内での学びを海外で実践することで、子どもの成長を促したい」と語っています。
一方、リアブロードの社長、神田慎氏は、「留学を気軽に利用できる仕組みを提供し、次世代のグローバル人材を育成するために全力を尽くします」と述べ、両社の将来を明るく展望しています。
この新たな提携により、日本の教育界に旋風を巻き起こし、多くの子どもたちが世界に羽ばたくためのチャンスを得ることが期待されています。学校教育と留学の境界を曖昧にし、グローバル人材の育成に取り組む両社の今後の動向に期待が寄せられています。