『うたごえはミルフィーユ』女子高生アカペラ青春物語の魅力を探る

新しいアニメ『うたごえはミルフィーユ』の魅力を深探り

東京都町田市を舞台にした新たなアニメに注目が集まっています。それが、6人の女子高生たちがアカペラを通じて描く物語『うたごえはミルフィーユ』です。放送が始まる前から、多くのファンの期待を背負っているこの作品について、共同原作者であり、ゲームプロデューサーまたはシナリオライターでもある山中拓也さんと、アニメを手掛けるポニーキャニオンのプロデューサー、松岡貴徳さんにお話を伺いました。

声を楽器にするアカペラ

『うたごえはミルフィーユ』は、アカペラをテーマにした音楽プロジェクトで、2022年4月に始まりました。声を楽器として使うアカペラは、複数の人の声のみで音楽を表現する方法です。主人公たちはアカペラを通じて成長していく様子が描かれ、彼女たちの青春と日常に焦点が当てられています。

「アカペラはもともと未経験だったのですが、今回は彼女たちが挑戦し、成長していく過程が魅力です。視聴者も一緒に成長を実感できるのではないでしょうか」と、山中さんは語ります。放送前から彼女たちの真剣なパフォーマンスが話題となり、観客の心を掴んでいるといいます。

町田市をモデルとした手鞠沢市

物語の舞台は、実際の町田市をモデルとした手鞠沢市です。この地域の特徴を作品に取り入れることで、視聴者に親しみやすさが生まれ、町田市自身もシティプロモーションに力を入れていることが興味深いです。町田市は、自然と都市が共存する魅力的な場所で、商業施設や伝統の商店街も同居しています。このような環境が、作品のリアリティを加える要因となっています。

放送開始日と期待される展開

アニメ『うたごえはミルフィーユ』は、TOKYO MXにて7月17日から毎週木曜日21時25分、BSフジでは7月18日から毎週金曜日24時30分の放送が予定されています。この新しいアニメがどのように展開され、多くの視聴者を魅了するのか、非常に楽しみです。知識と才能を持つ若手声優たちがどのようにアカペラに挑戦し、成長していくかに期待が寄せられています。

インタビューから見えた制作の思い

「私たちの作品は、声の力を再認識させるものでもあります。音楽は言葉なくとも感情やメッセージを届けられるもの。その魅力を多くの方に知ってもらえれば嬉しいです」と、松岡さんの言葉には、音楽プロジェクトが抱える強いメッセージが込められていました。ここからアニメや音楽の新しい形が生まれていくことを期待せずにはいられません。