一般社団法人センターポール設立のお知らせ
このたび、一般社団法人センターポールが設立されました。この法人は、現在11名の現役パラアスリートを支援し、彼らの活動を広める活動を行っていきます。具体的には、アスリートインターネット後援会や選手への支援を行うネットショップを運営し、得られた売上の一部を選手に還元する仕組みを整えています。
さらに、2024年からは全国の法人や学校を対象にした講演会や体験会を実施し、障害を持つアスリートへの理解と関心を深めることを目的としています。私たちが推進する「障がいの有無に関わらず活躍できる社会」という理念に基づき、パラスポーツの魅力を多くの人々に伝えていく活動を続けていきます。
由来と活動の背景
センターポールという名称は、選手が国際大会で表彰台に上がる際、国旗が掲げられるポールを由来としています。この設立は、特に2020年東京五輪に向けた障害者スポーツへの関心の高まりを受けたものです。しかし、開催地から離れるとパラスポーツに対する認知は依然として不足しており、私たちはそのギャップを埋めるためにそこに取り組む必要があると考えています。
いま、パラアスリートの価値を人々に知ってもらうためには、実際に競技を行っている選手たち自身がその体験や競技の価値を広めていくことが不可欠です。当法人では、選手による発信を中心にしたインターネット後援会を運営するほか、法人や学校における講演会活動を通じて、パラスポーツの魅力と価値を伝えていく活動を強化していきます。
講演会や体験会の開始
2024年4月から、センターポールに所属する選手たちが全国の学校や法人に出向き、講演会や体験会を行うサービスを開始します。この機会を通じて、参加者たちがパラアスリートと直接触れ合うことで、これまで気づかなかった彼らの素晴らしさや、苦労を共にしている姿勢を理解してもらうことが出来るでしょう。
なお、講演会を希望される方は、
[email protected] までご連絡ください。興味を持たれている法人・学校の皆様には、この貴重な機会を活用していただければと思います。
パラアスリートの価値
パラスポーツに取り組む選手たちは、他のアスリートと変わらず立派なアスリートです。彼らは多くの困難に直面しながら、それを乗り越える努力を続けています。彼らを支援することで、国際大会で活躍する選手を輩出し、尊敬の意を表しながら表彰台の上でその姿を見守りたく思います。
センターポールは、障がい者アスリートの存在を認知し、彼らをサポートする役割を果たすため、これからも様々な活動を続けていきます。私たちの活動にご理解・ご協力いただける方々を心よりお待ちしております。