フィラディスのDX改革とBacklogの導入
株式会社フィラディスが、業務の効率化を目指して「Backlog」を導入した背景には、社内のタスク管理の非効率がありました。従来、メールやチャット、口頭なやり取りに依存していたため、情報が分散し、タスクの進行状況が把握できず、対応漏れも多く発生していました。
特にワインの保管倉庫の移転プロジェクトが開始され、関係者との連携が求められる中で、本格的にタスク管理ツールの必要性が浮き彫りとなりました。そこで導入されたBacklogは、チーム全体で業務状況を見渡せる仕組みを作るための最適な選択肢となりました。
Backlogによる業務改善の具体例
問い合わせ対応の抜け漏れをゼロに
フィラディスでは、問い合わせ業務において電話代行サービスやウェブ経由の連絡をBacklogに自動的に登録するシステムを導入。これにより情報の抜け漏れが防がれ、誰でも進捗状況を容易に確認できる環境が整いました。顧客からの信頼感が向上し、結果として顧客満足度の向上にもつながっています。
外部パートナーとの円滑な協力
倉庫移転プロジェクトでは、他の企業との連携が不可欠でした。Backlogを活用することで、作業内容の詳細を調整しながら課題管理を実施。タスクの透明性が増したことで、パートナー企業からの積極的な提案も生まれ、理想的な協力体制が築かれました。
大人数部署からの成果
比較的大きな部署でBacklogを導入したことで、タスク管理の効率化が図られ、業務の負荷が均等化する効果が現れました。この改善は他の部署にも波及し、社内全体での業務改革が進みました。既存の業務フローを大きく変えずに自然に組み込む工夫が、定着に寄与していると評判です。
フィラディス情報システム部の高木様の見解
高木様は、「Backlogの導入に際しては、個々の必要よりも現場が使いやすいかどうかを重視してきた」と話します。業務フローを大幅に変更せず、自然に使いたくなる工夫を施したことが、スムーズな定着につながったと感じています。また、今後はBacklogを単なるツールにとどめず、社内の情報共有の中心とするビジョンを描いています。
新たな挑戦と未来の展望
労働力が減少し、多様化する雇用環境に適応するため、チームワークマネジメントが重要になるとヌーラボは考えています。このビジョンに基づき、Backlogをはじめとするサービス改善を進め、顧客に適した活用方法を提供していく予定です。今後も多くのチームが利用できるよう、さらなる機能追加や革新を目指していくでしょう。
Backlogの特長
Backlogは、業界を問わず使用できる親しみやすいデザインが特徴で、豊富な機能を持つオールインワンのプロジェクト管理ツールです。ユーザー数は2005年のリリース以来145万人を超え、利用可能なクラウド版とオンプレミス版があり、価格の心配なくチームメンバーを招待できます。より詳細な導入事例については、公式サイトから確認可能です。