英国海軍HMSプロテクターでのRoxtec TBシール導入事例

英国海軍の最前線でRoxtecのTBシールが活躍

2024年8月16日、Kvasirグループは彼らのシーリング技術が、イングランド北部ノース・ヨークシャー州ミドルズブラのUK Docks Teessideで、英国海軍の砕氷船「HMSプロテクター」に導入されたことを公表しました。この砕氷船は、南極での任務を担い、厳しい環境条件のもとで活動しています。Kvasirグループは、長年にわたり海軍の艦艇を支援しており、RoxtecのTBシールを通じて新たな安全基準を実現しました。

RoxtecのTBシールは、特に水密性と気密性に優れ、確かな品質が求められる軍事用途においてもその性能が証明されています。この製品は、国際的な船級協会の認証を受けており、艦船の設計基準を満たすことができる数少ないシーリングソリューションです。KvasirグループのJeff Clark氏（オペレーション・ディレクター）は、「タンク境界の壁に一本から複数本のセンサーケーブルを貫通させる必要がありました。Roxtecは、適切な性能認証を受けたシールとスリーブを提供してくれました」と語ります。

また、Roxtecは特注の芯棒を含め、円滑な導入をサポートしました。技術的な要件が厳格な中、Kvasirグループは長年的なパートナーシップを活かし、迅速な対応を受けることができました。Roxtec UKのサポートチームは、スウェーデン本社の技術者と連携し、最適な解決策を提案しました。

修繕工事後の品質保証も重要

KvasirグループがRoxtecの製品を選んだ理由には、TBシールとSL TBスリーブのセットがあり、これは実際の用途とシーリング性能がすでに認証されていたからです。このシーリングシステムは、センサーケーブル1本から6本の貫通部まで対応し、全てのケーブル外径が9.6mmという特性を持っています。施工後、Roxtecの担当者による目視検査が行われ、品質と安全性が確認されました。また、DNVと呼ばれる船級協会にも詳細な情報が共有され、さらなる信頼性が確保されました。