キングスU18、香港での国際大会出場へ向けた熱い決意
キングスU18は、9月13日から14日にかけて香港で開催される「GOAT Lab International Rising Youth Invitational Tournament Hong Kong 2025」に参加します。この大会は初の試みで、香港やアメリカ、オーストラリア、マレーシアなど計6つのユースチームが集結します。この国際舞台での戦いは、キングスU18にとって貴重な経験となるでしょう。
キングスU18は、名城寿唯選手(#71)と宮里俊佑選手(#29)にインタビューし、彼らの意気込みや目標をお伝えします。名城選手はキャプテンを務め、「世界を体感する機会は貴重だ」と語ります。彼は、キングスU18が「インフロニア B.LEAGUE U18」シリーズを制覇する目標に向けて、海外大会の経験が必要だと強調しました。
キングスU18のメンバーは、東京で行われた「インフロニア B.LEAGUE U18 INTERNATIONAL CUP 2025」に唯一出場した経験があります。この大会では6位という結果を残しましたが、名城選手は「今回の香港での試合は世界基準を再認識する機会になる」と期待を寄せています。
一方、宮里選手は直近でモンゴルで行われた「FIBA U16 ASIA CUP」に参加しており、国際大会に挑むことができる貴重さを感じています。彼は、国際大会での試合を通じて相手との違いを感じ、「勝敗よりも経験が重要」と強調します。
もちろん、国際大会は日本の基準が通用しない場面も多いです。名城選手は「レイアップもブロックされることがある」と述べ、世界を意識した練習の重要性を訴えます。宮里選手も、環境の違いやアウェーの雰囲気が試合に影響を与えることを重視し、マインドをコントロールする必要性を語っています。
新たなヘッドコーチに浜口炎氏を迎えたキングスU18は、彼の指導のもと、チーム全体がさらなる成長を目指しています。名城選手は「難しい時間帯をどう乗り越えるかが鍵」と言い、自身がキャプテンとしての役割を意識しています。
大会は「Tsuen Wan Sports Centre」での開催で、日本の選手たちには新しい挑戦が待っています。宮里選手は、「さまざまなコートでの経験が重要」とし、自らのプレーが影響を受けないよう努めることが必要だと考えています。
大会は、グループAとグループBに分かれ、総当たり戦を経て準決勝に進出する仕組みです。キングスU18は「Indigenous Basketball Team」と「GOAT Lab」と同組で、互いに全力を尽くすことが求められます。海外での国際大会は、キングスU18にとってさらなる挑戦であり、名城選手は「海外の地で団結力を高めることができれば」と願っています。
「沖縄を世界へ」をスローガンに掲げるキングスU18にとって、この大会は大きな挑戦です。選手たちがどのように成長していくのか、今後の戦いにぜひご注目ください。