アゴラ・サーバントリーダーシップビジネススクールが開校
2023年10月、新たに開講される「アゴラ・サーバントリーダーシップビジネススクール(ASBS)」が注目されています。本ビジネススクールの設立には、株式会社レアリゼとアゴラ研究所の協力があり、リーダーシップに対する新たなアプローチを提供することを目的としています。これからの時代に求められるリーダー像を探求する場として、受講生たちは多様な知識や視点を得ることができるでしょう。
なぜリーダー候補が学ぶべきか
レアリゼは創業から20年の歴史を持ち、企業の上級管理職やリーダー候補の育成に取り組んできました。近年、多くの企業からは「経営陣は政治や経済、社会に関する広い視野を持たなければならないが、それを実現できていない」という声が上がっています。このような課題に対し、アゴラ研究所も影響力のある人材の育成に関心を持ち、コロナ禍におけるVUCA時代に対応したリーダー育成の必要性を感じていました。
両社は、社会に貢献するリーダーを育てるためのプログラムを共同で開発し、ASBSを通じて、リーダーたちに幅広い視野を提供しています。
ASBSで学べる内容
ASBSでは、受講生が自らの限界を超えて新たな知識を得る場として設計されています。受講生は、様々な業種や業界を超えた議論を通じて、自分自身の不足している点を発見し、新たな解決策や未来を生み出す力を養います。
カリキュラムとしては、「リベラルアーツ」「サイエンス」「社会課題」という3つの観点から学ぶことができる取り組みを用意しています。受講生は、「リアリスト」「ビジョナリー」「サーバント」としての能力を磨きつつ、ポストコロナ時代におけるリーダーシップを体得することが期待されています。
ポストコロナ時代に求められるリーダーシップ
ASBSが目指すリーダーシップの特徴は以下の通りです。
- - 多様な視点を持ち、柔軟に考える
- - 自分の判断軸を持つことによる意思決定力を高める
- - 自身の持論を形成し、明確なビジョンを描く
- - チームや組織を動かす人間力・経営力を身につける
- - 日本の社会を変革するための志のネットワークを構築する
講師陣とスケジュール
ASBSは2020年10月から2021年3月までの半年間のプログラムで、各クールごとに異なるテーマが設けられています。第1クールは「リアリスト」をテーマに、アゴラ研究所所長の池田信夫氏がマスター講師として講義を行います。その他、元日銀理事の早川英男氏や歴史学者の片山杜秀氏も参加します。第2クールは「ビジョナリー」をテーマに、東京大学や慶応大学などから講師が招かれ、多彩な視点が提供される予定です。
ただ講義を聞くだけではなく、参加者が持論を持ち寄り、討論を繰り広げることが特徴です。参加者は、自らの考えが如何に狭いかを認識し、新しい知見を得る貴重な機会を体験することができます。
企業紹介
アゴラ研究所は東京都渋谷区に拠点を置き、社会に影響を与える人材の育成に特化した会社です。レアリゼは千代田区麹町に本社を構え、企業リーダーの育成を重要なミッションとしています。両社のコラボレーションによるASBSは、次世代のリーダーに必要な資質を培う場として期待されています。
連絡先情報
- 所在地: 東京都渋谷区渋谷3-5-16 渋谷三丁目スクエアビル2F
- お問い合わせ:
[email protected]
- 所在地: 東京都千代田区麹町5-7-2 MFPR麹町ビル3階
- お問い合わせ:
[email protected]