Infoblox、サイバー攻撃対策の新戦略を発表し業界をリード

Infoblox、サイバー攻撃対策の強化を発表

2023年6月8日、東京にて、Infobloxが新たに発表したサイバー攻撃対策の強化策に注目が集まっています。パフォーマンスや防御を向上させることを目的としたこのプラットフォームは、ネットワークチームとセキュリティチームの統合による効果的な対策が特徴です。

企業戦略と安全性の向上

InfobloxのCEO、スコット・ハレル氏は、同社が提供するプラットフォームが、ユーザーやデバイスの接続状態をリアルタイムで把握し、安全な環境を構築できることを強調しています。また、両チームの協力により、可視化やデータコンテキストの共有を実現し、脅威の早期発見が可能になると伝えられています。

日本のサイバーセキュリティ状況

一方で、日本を拠点とする企業はセキュリティ機能の強化に努めているものの、依然として懸念が残る状況です。「2023年サイバーセキュリティグローバル状況（日本）」レポートによると、日本企業のデータ漏えい発生率はわずか26%と低いものの、セキュリティ侵害によるコストは世界の平均よりも60%高いことが報告されています。特に、リモートワーカーを狙ったランサムウェア攻撃の懸念が高まっています。

セキュリティ対策の強化機能

Infobloxは新たに「類似ドメイン監視」機能を追加し、フィッシングや不正広告による攻撃を阻止する取り組みを行っています。この機能は、企業ブランドを模倣した不正サイトを検出し、攻撃を未然に防ぐ役割を果たします。Infobloxは、毎日700億件以上のDNSクエリを分析しており、その結果を基に脅威に対抗する戦略を進めています。