業務用プリンターの新たな進化
ローランド ディー.ジー.株式会社は、同社の業務用インクジェットプリンターを使用するユーザー向けの新しいソフトウェア『Roland DG Connect Designer』を発表しました。このソフトは、作業効率を大幅に向上させることを目指しており、デザイン作業をよりシンプルで快適に行えるように設計されています。
ソフトウェアの主な特長
1. 誰でも使いやすいデザイン機能
この新しいソフトウェアには、基本的なデザイン機能が搭載されているだけでなく、デザインテンプレートやクリップアート、画像ライブラリが豊富に用意されています。そのため、デザインに不慣れな方でも、直感的に使うことができ、スムーズにデータを制作することができます。これにより、専門知識を持たないオペレーターや、SOHOビジネスでの活用が見込まれています。
2. 高い親和性と自動設定
Roland DG Connect Designerは、同社のインクジェットプリンターとの親和性が非常に高く、印刷表現の向上が期待されます。印刷作業を行うには、通常は専用のRIPソフトウェア『VersaWorks 7』を使用しなければなりませんが、この新ソフトではデータ制作中に必要な印刷設定が自動で実行されます。これにより、複雑な設定を意識することなく、スムーズに出力が可能で、従来のプロセスを大幅に合理化します。
進化するデジタルソリューション
ローランド ディー.ジー.は、1997年に初めてインクジェットプリンターCJ-70を市場に投入しました。それ以来、さまざまなサイズやタイプのプリンターをラインアップし、広告・看板からインテリア装飾まで、広範囲に渡るビジュアルコミュニケーション用途で活躍しています。また、個人のニーズに応えたグッズのパーソナライズや、少量多品種のカスタマイズ生産を行うプリンターも開発しています。
近年では、コネクテッドサービスやクラウドサービスを通じて、中小製造業のデジタルトランスフォーメーションを推進し、業務効率の向上を図っています。
Roland DG Connectとは?
Roland DG Connectは、ユーザーが理想的な出力環境を実現できるようにするためのコミュニティサービスです。ここでは、多様なスキルやノウハウを持つ人々が集まり、情報交換や取引が行えます。これにより、ユーザーのビジネスが高付加価値化し、継続的な成長を支援することを目的としています。
おわりに
全体として、Roland DG Connect Designerは業務用プリンターを扱うユーザーにとって、作業の効率化と負担の軽減につながる非常に有用なツールです。今後のビジネスにおいて、このソフトウェアがどのように役立つか、非常に楽しみです。さまざまな用途に利用可能なこのソフトをぜひ活用して、クリエイティブな作業をさらに充実させていきましょう。
詳細については公式ウェブサイトをチェックしてください。