M&Aアドバイザリー支援システム『NEXUS』が業務効率化を加速

株式会社M&Aクラウドは、M&Aアドバイザリー業務向けに、デジタルトランスフォーメーション（DX）を推進するシステム「NEXUS」を発表しました。このシステムは、アドバイザーの業務を効率化し、作業時間を減らすことを目的としています。アドバイザリー業務の現状において、いかにして時間を短縮し、成約数を向上させるかが、業界全体の課題となっていることは広く知られています。

NEXUS開発の背景

M&Aアドバイザーという職業は、専門知識や経験を必要とし、全国で約5000人の数を誇るものの、その役割においては依然として業務の進め方が標準化されていません。これにより、アドバイザーの判断とスキルに依存する形が強く、業務過剰や知識の共有が思うように進んでいないのが現状です。

こうした問題に対処するために、M&Aクラウドはアドバイザー向けの業務効率化を図る「NEXUS」を開発しました。このシステムにより、アドバイザーが担う業務の一部を補完し、作業の標準化と効率化を進めることを目指します。

NEXUSの機能と成果

「NEXUS」は、アドバイザリー業務で求められる様々な機能を実装しており、特に「ソーシング」「マッチング」「エグゼキューション」といった作業プロセスをサポートします。特筆すべきは「NEXUS企業検索」の機能で、企業のリストアップを以前の1.6倍に増加させる成果を上げています。この機能の利用によって、最近作成されたリストの70%が実際に活用されるなど、業務の効率化に寄与しています。

主な機能概要

リリース期	機能名	説明
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2024年10月	NEXUS企業検索	売り手企業に提案する買い手候補をリストアップする機能
2024年11月	NEXUS企業管理	企業ごとの情報や活動履歴を管理・更新する機能
2025年2月	NEXUSディール管理	ディールごとの進捗を管理する機能
2025年3月	NEXUS活動管理	アドバイザーそれぞれの活動履歴を記録し業務改善を提案する機能

求人情報と個別相談会

M&Aアドバイザーに興味を持たれている方には、個別相談会も開催しています。詳細や応募は公式サイトのフォームから簡単にアクセスできます。興味がある方は以下のリンクからお問い合わせをどうぞ。

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「NEXUS」関連動画: YouTubeリンク

会社概要

M&Aクラウドは2015年に設立され、東京都千代田区に本社を構えています。資本金は約12億4千万円で、M&Aプラットフォームや資金調達アドバイザリーを提供し、企業の成長をサポートする様々な事業を展開しています。公式ホームページやオウンドメディアも運営しており、業界の最新情報を発信しています。

公式HP: M&Aクラウド
オウンドメディア: M&Aクラウドジャーナル

業界の革新を目指し、アドバイザーの業務をさらに効率的にサポートする「NEXUS」。今後の機能追加にも注目が集まります。