自治体ブランドランキング2024
2024-10-02 17:26:51

2024年版自治体ブランドランキング、観光地が上位を独占する結果に!

2024年版自治体ブランドランキング発表



いい部屋ネットにより、2024年の自治体ブランドランキングが発表されました。このランキングは、全国約18万人の住民から集めたデータを基に、自治体に対するイメージや認知度を分析して作成されています。

ブランドの定義



ブランドの概念は、ノースウェスタン大学のフィリップ・コトラー教授によって定義されています。彼は、「ブランドとは、特定の売り手や集団の財またはサービスを識別し、競合の商品と区別するための名称、シンボル、またはデザインの組み合わせ」と説明しています。この調査では、自治体に対する良いイメージと悪いイメージの差を意味する「イメージDI」や、その自治体の認知度をもとにランキングが構築されています。認知度が高く、イメージDIが優れている自治体が上位にランクインしています。

ランキングの上位に名を連ねる観光地



発表されたランキングでは、1位に北海道の函館市、2位に石川県の金沢市、3位に札幌市、4位には神奈川県の鎌倉市、5位に兵庫県の神戸市が名を連ねました。いずれも有名な観光名所として知られる地域です。トップ10に入る自治体は、高い認知率を示しており、90%前後の数字を記録しています。また、イメージDIも40〜50%と非常に良好な結果が出ています。

それとは反対に、100位以下の地域では認知率が高いものの、イメージDIは30%を超える結果を示した自治体はなく、悪いイメージを持たれる地区もごく僅か存在することがわかりました。

観光地以外の自治体の健闘



ランキング内では、観光地としての知名度はそれほど高くない自治体でも健闘しています。53位の新潟県魚沼市は、特産物である魚沼コシヒカリにちなんだ評価を受け、また、京都府の宇治市(25位)も宇治茶で有名です。加えて兵庫県の芦屋市(28位)は高級住宅地として知られています。このように、特産物や地域特性がイメージ向上に寄与しているようです。また、今治タオルが有名な愛媛県今治市や、子育て支援が評価されている明石市も、特性を活かし高評価を得ています。

調査方法と結果



この調査は、全国47都道府県に住む20歳以上の男女183,727名を対象に実施されました。男女比は約51.6%が男性、48.4%が女性で、回答者の中には未婚と既婚がそれぞれ38.5%と61.5%存在し、子どもがいない家庭といる家庭の割合もデータに含まれています。

調査期間は2024年の2月21日から3月14日までで、全国の自治体に関連した質問が研究者により設計されました。回答者は、住んだことがあるか否か、良いイメージか悪いイメージかなどの選択肢から答えた結果を基にしています。

この情報は今後の地域振興やマーケティング戦略にとっても重要な指標となるでしょう。また、自治体が持つ独自のブランド価値をどのように高めていくべきか、さらなる考察が期待されます。


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会社情報

会社名
大東建託株式会社
住所
東京都港区港南2-16-1品川イーストワンタワー
電話番号
03-6718-9174

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