新アプリ「mapry電球」
2025-09-05 11:00:19

非接触で照明器具の種類を判別する新アプリ「mapry電球」が登場

非接触で照明器具をお手軽に判別する「mapry電球」



株式会社マプリィは、2025年7月1日に新しいアプリ「mapry電球」の提供を開始しました。このアプリは、スマートフォンとサーモグラフィ機器を駆使することで、非接触で照明器具の種類を簡単に判別できる機能を持っています。これにより、電気工事業者や施設管理者、官公庁など、多くの現場での照明調査や管理が効率化されることが期待されています。

主な機能と特徴



「mapry電球」には、照明器具の調査に役立つ複数の機能が搭載されています。まず特筆すべきは、スマートデバイス対応のサーモグラフィを使用することで、対象の電球にかざすだけで温度を計測し、従来型の照明とLEDの違いを瞬時に判別することができる点です。これにより、従来の目視確認に比べ、時間と労力を大幅に削減可能です。

魅力的な入力方式



さらに、器具の情報を直感的に選択・記録できる機能も特徴の一つです。ピクトサイン(アイコン)から器具の形状や型番を簡単に選べるため、視覚的かつスムーズにデータを入力することができます。

照明の全体を把握するマッピング機能



加えて、事前に取り込んだ平面図上に照明の設置位置をピンで記録できるマッピング機能もあり、施設の照明状況を直感的に把握することが可能です。この機能によって、照明の設置状況を一目で確認でき、管理業務がさらに効率化されます。

出力機能で簡単報告



また、収集した照明情報はCSVやPDF形式で出力可能なので、台帳や報告書の作成が格段に容易になります。これにより、業務の負担を軽減し、業務効率を向上させることができます。

背景にあるニーズ



愛媛県今治市では、公共施設のLED化を2030年までに完了させるために、「今治市地球温暖化対策実行計画」を策定しています。この計画の一環として、地域の約1,000の施設における照明器具の詳細を把握する必要があります。従来の方法では目視による確認や型番記録などが必要で、大きな手間と時間がかかってしまうのが実情でした。

この課題を解決するために、住信SBIネット銀行株式会社や株式会社愛媛銀行などが連携し、アプリの開発を進め、「mapry電球」が誕生しました。これにより、非接触で照明を調査し、効率的に記録することが可能となったのです。

今後の展開



今後は、全国の自治体や施設管理者向けに本アプリの導入を推進し、LED化の促進や高度な設備管理に寄与することを目指しています。

このアプリは、年間36,000円(税抜)で提供されており、操作サポートや検査方法の相談にも対応しているため、照明管理の新たなパートナーとして期待が高まっています。

会社情報



株式会社マプリィは、兵庫県丹波市に本社を置き、測量・林業・防災・農業・建設に関わる幅広いサービスを展開しています。これまで高かった技術的なハードルを下げ、三次元データの取得や活用を容易にするソリューションを提供しています。

公式サイトではさらなる詳細情報やお問い合わせも可能です。興味のある方はぜひチェックしてみてください。

株式会社マプリィ 公式サイト


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会社情報

会社名
株式会社マプリィ
住所
丹波市春日町多田165番地
電話番号
0795-86-7515

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