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弥生株式会社は、10月30日（金）に最新のデスクトップアプリケーション「弥生 16 シリーズ」を発売します。この新シリーズは、約400万の事業者が対応を求められるマイナンバー制度に特化した機能を搭載しており、特に小規模事業者に向けた支援を強化しています。

2015年10月5日から施行されたマイナンバー法は、事業者に新たな対応を義務付けていますが、弥生が実施したアンケートにより、多くの小規模事業者が制度への理解不足に苦慮していることが明らかになりました。弥生はこのような状況を受け、自社の役割を再確認し、「事業コンシェルジュ」を掲げて、最小限のコストで自力でマイナンバー制度に適合するためのサポートを提供することを決定しました。

「弥生 16 シリーズ」では特に、給与計算に関連する製品「弥生給与 16」と「やよいの給与計算 16」が注目されます。これらの製品は、データの暗号化や権限管理の強化に対応しており、マイナンバーを安全に管理できます。また、あんしん保守サポートが付属しており、カスタマーセンターによる相談サービスや、必要書類のテンプレートを簡単にダウンロードできるようになっています。

マイナンバーに関する初期設定も「マイナンバーナビ」を通じて簡便に行えるため、事務担当者は負担の少ない形で業務を進めることができます。また、弥生が運用しているクラウドストレージ「弥生ドライブ」は、今後さらに安全管理措置を強化する予定であり、会計事務所とのデータのやり取りも安心して行うことができます。

新製品の発売に際し、「弥生給与 16」や「やよいの給与計算 16」を購入すると、オリジナルの書籍「よくわかる 事業者のためのマイナンバーガイド」がプレゼントされます。

さらに、あんしん保守サポートでは、2015年7月からマイナンバー制度への対応支援を始めており、今までに100,000件以上の規程集がダウンロードされています。このサポートサービスには、電話やメールでの相談、必要書類のダウンロード、セミナー動画の視聴といった内容が含まれます。

今後も弥生では、業務全般を支援する体制の強化を追求し、事業者が安心して業務を進められるよう努めていく方針です。特に、中小企業の成長を支えるため、使いやすいソフトと充実したサポート体制を整備してまいります。

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