豊中市にて万博の歴史に触れる特別展の開催
豊中市では、郷土資料館で日本万国博覧会EXPO’70に関する秋期特別展が開催されます。1980年代に万博がもたらした地域への影響や、それに伴うイベントを振り返るこの特別展示は、2025年大阪・関西万博を控えた今、非常に意義深いものとなっています。
EXPO’70がもたらしたもの
EXPO’70は1970年に千里丘陵で開催された日本の初の万国博覧会であり、多くの訪問者がその名を記憶に刻みました。特に、豊中市においても万博の影響は顕著でした。新たな文化が花開いたこの時期の厳密な記録が、今回の展示によって明らかになります。
展示内容の概要
展覧会は、10月16日から12月15日までの期間にわたり開催され、休館日は月曜日です。館内では、当時のパビリオンに関する資料や、様々な万博関連グッズが展示されることが予定されています。また、戦前に行われた博覧会の歴史や、EXPO’70の開催前後における豊中市の様子も紹介されることで、来場者はその時代の雰囲気を肌で感じることができるでしょう。
参加できる関連事業
さらに、特別展に関連して二つの無料イベントも用意されています。
展示解説会
- - 日時: 10月27日と11月27日の午後1時30分から
- - 場所: 郷土資料館1階 企画展示室
- - 申込: 当日直接会場へ
講演会
- - 日時: 11月17日、午後1時30分から午後3時45分まで
- - 場所: 郷土資料館3階 講座室
- - 定員: 80名(応募多数の場合は抽選)
- - 内容: 大阪大学の教授陣による戦前の博覧会やEXPO’70のアートの解説
- - 申込: 10月1日から10月25日までに、往復はがきまたは電子申込システムにて受付。
この特別展は、単なる展示にとどまらず、豊中市の歴史と文化の強みを紹介する貴重な機会です。興味を持たれた方はぜひ足を運び、地域の歴史を感じてみてください。