《美しさ×ものづくり》でミライをつくる
愛知県名古屋市で、地域の伝統と現代のものづくりを結びつける新たなイベントが始まります。イノベーションファクトリーが主催するこのイベントは、『《美しさ×ものづくり》でミライをつくるアーティスト×ビジネストークイベント』と題し、地域のアートとビジネスの交差点を探ります。
陶作家:深田涼とジュエリーブランドHASUNA
第1回のゲストには、愛知県瀬戸市で活動する若手陶作家、深田涼さんを迎えます。瀬戸物は1000年以上の歴史を持つ焼き物の産地として名高く、深田さんはその伝統を受け継ぎつつ新たな作品の創造に挑んでいます。彼の作品は、色と質感の魅力を最大限に引き出し、使う人が楽しめる器を生み出すことを目指しています。
また、イベントのナビゲーターを務めるのはジュエリーブランドHASUNAの代表、白木夏子氏です。彼女は、エシカルなものづくりを重視し、世界中の職人と共に創作したジュエリーで知られています。白木氏の豊富な経験と深い知識を通して、ものづくりの美しさと経営の関係について深く掘り下げられることでしょう。
伝統工芸と現代の融合
第2回では、約400年の歴史を誇る名古屋の伝統工芸「有松・鳴海絞」に焦点を当てます。この絞り染めの技術は、江戸時代に旅の土産品として評判を博しました。絞りの工程を多くの人の手によって成り立っていますが、ここに現代の感性を加えた新しいものづくりが生まれることに期待が寄せられます。次回のゲストには、絞り職人の大須賀彩さんや、「まり木綿」の伊藤木綿さんが登壇予定です。
イベントのキーワード
このイベント『《美しさ×ものづくり》でミライをつくる』は、地域の産業を感性で捉えなおし、未来を描くことを目的としています。地元の魅力を再発見し、伝統を受け継ぎながら新たな価値観を生み出す場として、参加者にとっても学びの多い機会となるでしょう。
開催詳細
- - 日時: 2019年3月13日(水) 18:30~(開場18:00、終了予定20:30)
- - 定員: 50名
- - 参加費: 2000円(税込)
- - 場所: 伏見ポーライベントルーム(愛知県名古屋市中区栄2-9-26 ポーラ名古屋ビル1階、伏見駅より徒歩2分)
イベントは、学び舎HOUSEと日本政策金融公庫との共催で行われ、協賛にはポーラが名を連ねています。これにより、地域のものづくりの魅力を引き出し、大切な文化を未来へ繋ぐための第一歩が踏み出されることになります。
オンラインメディアのオープン
イベントに合わせて、「Innovation Factory」というオンラインメディアもプレオープンします。このメディアでは、今後も地域のものづくりやアートに関する情報を定期的に発信し、参加者や読者と共に未来の創造に役立てられるでしょう。
『《美しさ×ものづくり》でミライをつくる』は、これからの地域産業をリードするプロジェクトとして注目を集めています。ぜひこの貴重な機会をお見逃しなく。