ポンジュース50周年、地域復興への寄付とキャンペーン開始

今回、愛媛県の名物飲料「ポンジュース」が誕生50周年を迎え、記念行事として地域への貢献を表明しました。9月17日に愛媛県庁で行われた報告会には、中村時広県知事とえひめ飲料の山本卓治社長が出席。この場で山本社長は、50周年は愛媛の地域に支えていただいた結果であると感謝の意を示し、特に昨年発生した西日本豪雨の影響を受けたみかん農家に対する復興支援を発表しました。

この取り組みは、ポンジュース800mlペットボトルの売上の一部を復興資金として寄付するもので、寄付期間は2019年9月16日から11月15日です。寄付先は愛媛県で、販売による収益が地域の復興活動に積極的に役立てられます。中村知事も、このような意義ある取り組みに深く感謝の意を表しました。

さらに、ポンジュースの50周年を祝して、愛媛県のサイクリングブームを支援する「ポンジュースバイク」を制作。このバイクは、SNSでハッシュタグを用いて投稿された応募作品の中から選ばれた5名に贈られるという特別なキャンペーンの賞品です。山本社長は、みなさんに愛媛らしさを感じてもらえるようなデザインであることが大切だったと語り、その中でタイヤもオレンジ色にこだわったとのことです。

ポンジュースバイクの創作にあたっては、地域の特色を反映させ楽しさを取り入れたことが評価され、中村知事もそのユニークさに敬意を表しました。このキャンペーンは、愛媛の人々にポンジュースを通じて地域の魅力を体感し、発信してもらうことを目的としています。

また、ポンジュースは新たに800mlのボトルで商品のサイズを変更し、酸素バリアボトルの採用によりフレッシュ感が増した製品として再登場します。酸味と甘味のバランスが取れた温州みかん果汁と爽やかなオレンジの香りを楽しめる新しいポンジュースは、9月16日より発売されます。

今回のリニューアルでは、形状の変更だけでなく、希望小売価格も少し下げられ、より手に取りやすい価格設定となっています。合わせてポンジュースとともに展開される「POMアップルジュース」についても同様の変更が適用されるとのこと。

このように、愛媛のポンジュースは、周年記念を機に復興支援や地域貢献を進める一方で、常に製品の品質向上にも力を入れている姿勢が伺えます。これからも愛される飲料であり続けるために努力を惜しまず、地域との結びつきを深めていく意向です。

詳細は、ポンジュースの50周年特設サイトをご覧ください。支援の取り組みや商品のリニューアル、キャンペーンの情報もこちらで確認できます。