浦和の新しい文化拠点「Urawa U Hall」が誕生！

新たに誕生する「Urawa U Hall」

令和9年4月、浦和駅西口に完成する複合施設に移転する「市民会館うらわ」の新しい愛称が「Urawa U Hall（ウラワユーホール）」に決まりました。この名称には「浦和」の頭文字「U」、英語の「あなた（You）」、さらには「遊」の音読みが込められています。市民に親しまれる施設として期待されています。

愛称選定の背景

新しい愛称の選定過程は、市民の意見を重視したものです。合計163件の応募の中から愛称選考委員会が5つの候補を選出し、その後市民投票を実施。295票という多くの支持を集めた「Urawa U Hall」に決まりました。これにより、地元の人々の声が反映された形で、親しみやすい施設名が誕生しました。

新施設の内容

移転する「Urawa U Hall」は、約650席の大ホールと、容量が100席と50席の中・小ホール、さらにスタジオや展示室、集会室を完備した文化芸術の拠点です。特に、質の高いパフォーマンス環境を提供することを目指しており、様々な活動やイベントが行われる予定です。

ホールの特徴

- 大ホール（約650席）

多機能で高性能な施設であり、様々な公演に対応します。演出の幅が広がり、観客に感動を提供することを重視しています。

- 中・小ホール（約50-100席）

可動式のステージや優れた音響環境を整えたホールで、多様な用途に対応します。ここでは練習や発表の機会があり、地元のアーティストたちが成長のステップを踏む場となるでしょう。

- 多機能スタジオ

音楽、演劇、ダンスなど、幅広い活動に対応したスタジオが設けられます。

浦和駅周辺の再開発

新たな「Urawa U Hall」の建設は、浦和駅周辺の大規模なまちづくりの一環です。この地区は、歴史的な宿場町としての顔を持ち、現在も行政や商業活動の中心として機能しています。

特に、浦和駅西口南高砂地区では、老朽化した家屋や狭小街路といった課題を解決するための再開発が進行中です。このプロジェクトの一環として、文化と教育の発信地として位置づけられる「浦和カルエ」が名付けられ、今後の地域振興が期待されています。