陶庫の50周年を祝う特別企画が益子春の陶器市で開催

陶庫が春の陶器市で50周年を祝う特別企画を展開

栃木県益子町で開催される「第111回益子春の陶器市」にて、陶器ギャラリー「陶庫」が創業50周年を記念し、数々の特別企画を展開します。イベントは2025年4月29日から5月6日まで行われ、15の多様な企画を通じて地域文化の魅力を発信します。

イベントの概要

「陶庫の陶器市 2025春」と名付けられたこの陶器市では、100年以上の歴史を持つ築100年の建物を活用した展示が行われます。また、地元の人気飲食店による出店や益子焼の伝統工芸士による個展なども予定されています。

これに加えて、地域の文化を守るために行われるクラウドファンディングにも関連した「屋根瓦のためのチャリティー展」といった企画もあり、文化の継承と共創を目指しています。地域の魅力が詰まった多様な体験が用意されているこの陶器市は、全国から訪れる陶器好きたちにとって見逃せないイベントとなっています。

益子陶器市とは？

益子陶器市は、年2回、春と秋に開催される国内最大級の陶器イベントです。約50万人の来場者が訪れ、700以上の出店が並ぶこのイベントは、益子町全体を活気づけます。

陶庫の特別企画

陶庫の50周年を祝う特別な企画テーマは「これからの陶庫、これからの益子。」
特に注目されるのが、陶庫ギャラリーで行われる二つの個展です。

- 第25回向山文也展:

繊細な装飾が施されたうつわが特徴で、装飾性と機能性を兼ね備えた作品群が展示されます。

- 第19回萩原芳典展:

民藝の精神を受け継ぎながら、益子らしい土の温もりを感じさせる器が並ぶ個展です。

その他にも、「○△□展」や「縁側市」など、形に関する楽しさや大正期の家屋の縁側での工芸展示をテーマにした企画が盛り沢山です。特に「道祖土和田窯 Ethical Life Fair」では、ユニークな品々が最大50%OFFで提供される限定販売が行われます。