深江特殊鋼、下請中小企業取引機会創出事業者に認定
深江特殊鋼株式会社は、最近、中小企業庁による下請中小企業取引機会創出事業者としての認定を受けました。この認定制度は、新たに設けられたもので、特にデジタル技術を活用して発注者と下請け企業の間で新たな取引の機会を創出することを目的としています。当社はこの制度の第2号企業として名を連ねることとなりました。
この認定は、深江特殊鋼が自社のシステム「メタナビNet」を用いて金属加工の受発注を支援している取り組みが評価された結果です。これにより、SDGs(持続可能な開発目標)に貢献するだけでなく、地元の企業同士のつながりを強化する「地産地消」を推進し、CO₂排出削減にも寄与することが期待されています。
今後の展望
深江特殊鋼は、SDGsへの取り組みの一環として、SDNs加工、つまり持続可能な開発に対応した鋼材の販売と部品加工に力を入れています。また、発注と受注のマッチングを行う際、地域や技術、設備などの条件を考慮し、適切な協力企業を選定することが重要だと考えています。このプロセスを通じて、両者にとって最適な取引を実現することを目指しています。
認定制度自体はデジタル技術の革新を利用して、発注者と下請中小企業との間での取引機会を生み出すことに重きを置いています。したがって、深江特殊鋼のような企業の存在は非常に重要であるといえるでしょう。この制度を通じて中小企業の利益を保護し、さらに彼らの強みを活かせる場を提供できることが期待されています。
深江特殊鋼の強み
創業から60年以上の歴史を持つ深江特殊鋼は、業界の平均経験年数約20年を誇る営業スタッフによって支えられています。自社の加工センターで提供される高品質な加工サービスは、従来の「ハード」な支援に加えて、DXを活用した「ソフト」な支援をも可能にしています。このような「ハード×ソフト」型のアプローチは、お客様の課題解決に向けて重要な役割を果たしています。
今後、深江特殊鋼は「メタナビNet」の機能を深化させ、協力企業とのデータ連携を進める計画をしています。これによって、より一層の取引機会の創出が見込まれています。深江特殊鋼は、この新たな認定制度を活かしながら、地域経済の活性化や持続可能な社会の実現に向けて積極的に取り組んでいく方針です。
参考リンク