Japanticketの革新とCtrip美食林との新たな連携
株式会社Japanticketは、インバウンド集客を向上させるため、中国最大級の旅行予約プラットフォームであるCtripが運営するグルメプラットフォーム「美食林」との連携を強化しました。これにより、飲食店の席予約商品の掲載が始まり、訪日外国人観光客に向けたより質の高い飲食体験が提供されることが期待されています。
連携強化の背景
2025年の訪日外客数はコロナ前を超え、2023年上半期の累計は2000万人を突破。特に中国からの訪問者は前年同期比で153.5%増加し、日本の観光業において中国人旅行者の重要性が際立っています。この急成長する市場に応えるため、Japanticketは「Ctrip美食林」とのさらなる連携を進め、飲食店のインバウンド集客を活性化しようとしています。
新しいサービスの概要
1. 席予約商品の掲載開始
これまで「Ctrip美食林」での飲食関連商品は飲食コースのみに限られていましたが、今回の連携強化により、Japanticketのグループ会社が提供する予約管理システム「ebica」の情報を活用し、約3000店舗で座席予約が可能となります。このサービスは2025年9月上旬より開始予定です。ユーザーは「Ctrip」内で注文から決済までシームレスに行うことができ、現地では自由にメニューを選ぶことができるため、より柔軟で気軽な食事体験が実現します。
2. グルメリスト表彰店舗へのアワードプレート授与
Ctrip美食林では、高評価の飲食店を選出して「Ctrip Gourmet List」を発表しています。Japanticketはこのリストに選ばれた215店舗へのアワードプレート授与を代行し、受賞店舗のブランディング強化や集客につなげます。これにより、観光地での高評価飲食体験が可視化され、さらなる集客効果が期待されます。
今後の展望
今回の連携強化によって、「Japan ticket」を導入する飲食店は、Ctrip美食林での飲食コース販売に加え、席予約商品の掲載も可能となり、ユーザー双方の利便性が向上します。これにより、特に中国市場における集客効果が最大化されることが期待されています。Japanticketは今後も世界のOTAや旅行プラットフォームとの提携を進め、全国の魅力的な飲食店や観光体験を広く発信し、訪日旅行の満足度向上を図っています。
Japan ticketについて
「Japan ticket」は、日本の多様な体験サービスをeチケット化して、海外プラットフォームや自社サイトで集客を図ります。予約、在庫、決済などを一元管理でき、外国語対応や無断キャンセルのリスクを軽減することで、より快適な旅行体験を提供します。
株式会社Japanticketの基本情報
本社は東京都渋谷区に位置し、代表者は田中宏彰氏。旅行業法に基づく旅行業を展開し、インバウンド集客を支援しています。詳細は公式ウェブサイトからご確認ください。
これからも、Japanticketは日本の飲食業界の活性化に向け、積極的な取り組みを続けていくことでしょう。