農業の未来を切り開く「DEEP VALLEY Agritech Award 2025」始動
埼玉県深谷市が新たなアグリテックの未来を構築するため、農業の課題解決に向けたビジネスコンテスト「DEEP VALLEY Agritech Award 2025」の応募受付を2025年5月29日から開始します。このイベントは、農業とテクノロジーの融合をテーマに、農業を取り巻く様々な課題解決のためのアイデアを公募するものです。
アグリテックとは?
アグリテック(Agritech)とは、農業(Agriculture)とテクノロジー(Technology)を掛け合わせた造語で、テクノロジーを活用した革新的な農業を指します。具体的には、デジタル技術やロボティクス、食品加工技術など多岐にわたるアイデアを募集しています。
深谷市の取り組み
深谷市は、「儲かる農業都市」を実現するためのブランドコピー「農業の未来が集まる場所へ」というビジョンを掲げ、アグリテックの集積戦略「DEEP VALLEY」を推進中です。今回のアワードは、農業の未来をつくるために、「農業×〇〇=未来」のアイデアを広く求めています。この「〇〇」には、ロボットやデジタル、プロダクトなど、さまざまな発想が含まれます。
課題解決のステージ
本アワードは、深谷市の農家が抱える情報の交換や技術の向上にとどまらず、食品加工、流通、販売といった食全般に関わる幅広いテーマに対しても取り組んでいます。最新のビジネスモデルとして、農産物の付加価値向上やフードバリューチェーン全体を視野に入れた提案が期待されています。
過去の実績
本アワードは、以前の6回の開催を通じて、すでに145社のエントリーがあり、5社への出資も実現しました。最優秀賞を受賞した企業の中には、国の支援のもと、深谷市内で具体的なスマート農業プロジェクトを展開しているものもあります。このような過去の実績が、農業のテクノロジー進化を加速させています。
応募要項
応募資格は、個人または法人で、農業生産や経営、食品加工、流通、販売に関するアイデアを持つ方が対象です。応募は深谷市内外を問わず受け付けており、グループでの応募も可能です。
応募は2025年5月29日(木)から6月20日(金)の間に、所定エントリーシートと補足資料を提出する形式で行います。
国際的な取り組み
深谷市は、アメリカのノースダコタ州にあるGrand Farmとの連携を強化し、国際的な視点からの支援も行っています。農業の先進地として知られるGrand Farmと連携することで、独創的なアイデアが日本国内外に広がる機会も増えてきます。
未来を共創する仲間を募集
「DEEP VALLEY Agritech Award 2025」は、農業の未来を共に作り上げる仲間との出会いを楽しみにしています。革新的なビジネスアイデアをお待ちしています。
公式ウェブサイトからの応募も是非ご確認ください。
詳細リンク
DEEP VALLEY Agritech Award 2025公式サイト