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静岡市にある伝統工芸体験施設「駿府の工房 匠宿」で、木工職人・戸田勝久の作品展「指す」が開催されます。この展覧会は、2021年10月22日（金）から11月7日（日）まで行われ、リニューアルオープンした匠宿伝統工芸館で開催されます。来場者は、戸田氏の木工作品を間近でじっくりと楽しむことができます。

戸田勝久氏は、1977年に静岡で生まれました。地元の住宅工務店で勤務した後、手仕事の木工職人になることを目指し、伝統的な京指物の技術を学びました。京都での経験を活かし、静岡に戻った後には家具指物の職人に師事。熟練した手仕事の精度と、機械を用いた生産性を両立させることを目指し、2017年に静岡の丸子に自身の工房を立ち上げました。さらに2018年には、職人街である田町に移転し、より高い技術を追求しています。

2021年4月からは、匠宿「工房・木と漆」の工房長に就任し、地域の伝統工芸を推進する役割も担っています。また、彼の作品は多くの評価を受け、第43回静岡伝統工芸展では静岡県知事賞を受賞した「欅二十角留継 茶筒 Tutu」などがあります。

作品展の会場は、静岡市駿河区の「駿府の工房 匠宿」内にある匠宿伝統工芸館で、月曜日が休館日となっています。展覧会は、10:00から19:00まで行われており、入場は無料です。来場者は閉館の30分前まで入場が可能です。興味のある方はぜひ足を運び、新たな木工の魅力を体感してみてください。

ちなみに、戸田氏の作品は、彼の工房「こぞう匣スタイル」でも紹介されています。職人としてのこだわりを持った作品は、質が高く独特な魅力を持つと言えるでしょう。

作品展への問い合わせは、駿府の工房 匠宿（電話054-256-1521）まで。詳細情報は、公式サイトでも確認できます。好評の内に、木のぬくもりとともに、戸田勝久氏の素晴らしい技術を感じてみる機会をお見逃しなく。自分自身の手で作り出す温もりのある木工品に触れることで、何か新しい発見があるかもしれません。

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