カムアクロス 傘デザイン・コンペティション'26の魅力
2020年から毎年開催されている「カムアクロス 傘デザイン・コンペティション」が、今年も盛大に行われました。このコンペは、プロ・アマを問わず、独自の傘デザインを募集するもので、受賞者には賞金に加え、自らのアイデアを元に製作した傘が贈呈されることが最大の特徴です。
今年のテーマは「装う傘」
今回で6回目を迎えたこのコンペのテーマは「装う傘」です。ファッションアイテムとしての傘の魅力を引き立てるため、幅広い層からデザインアイデアを募りました。その結果、447点の応募が寄せられ、過去5回との合計では2,259点に達しました。これはコンペが着実に定着してきた証と言えるでしょう。
受賞作品の特徴
社内審査を経て、2月末にはグランプリ1点と優秀賞2点が決定されました。デザインの試作を重ねながら、7月には受賞者へ完成傘が贈与される運びとなります。以下は受賞作品の詳細です:
グランプリ受賞作:Hydrange-umbrella
受賞者の河野綺音さんがデザインした「Hydrange-umbrella」は、紫陽花の花をイメージしたもので、傘本体には花びらの形を持つフリルが手縫いで施されています。閉じた際にも紫陽花のように見えるよう、細かいボリュームや配置が考慮されています。コンセプトから実際の傘への落とし込みは見事なものです。
優秀賞受賞作:雨逢い傘
北島壮智さんの「雨逢い傘」は、傘を開くことで風景を言葉にして楽しむことができるポイントが魅力です。辞書のように開くこの傘は、風景とともに写真を撮りたくなる独特のアイデアを持っています。
優秀賞受賞作:Bluebird Umbrella
三浦和俊さんによる「Bluebird Umbrella」は、多数の羽根を高精細にプリントしたデザインが際立ちます。その鮮やかなブルーは、街中でも存在感を放つこと間違いないでしょう。
カムアクロスの製造体制
このコンペが成功を収めている背景には、カムアクロスの製造体制が重要な役割を担っています。東大阪に所在する本社工房と、中国の廈門ファクトリーを自社で保有しているため、アイデアから縫製、組立まで一貫した製造が可能となっています。これは、斬新なデザインが実現できる大きな要因です。特に、複雑な加工や仕上げについては、現場のベテラン社員がしっかりとサポートしています。
株式会社カムアクロスについて
1995年に設立されたカムアクロスは、大阪府東大阪市に本社を構える傘・レイングッズのメーカーです。自社で企画から製造、販売、修理まで手がけ、年間15,000本の傘修理を手がけています。また、2017年と2018年には大阪府優秀技能者に選ばれた職人も在籍しています。
詳しい情報は公式ウェブサイト(
カムアクロス公式サイト)やオンラインストアで確認できます。