新たな不登校支援ツールが登録者10万人突破！心の健康を守るための取り組み

新たな不登校支援ツールが10万人突破！

不登校の問題に真剣に向き合うための新たなツール「学校休んだほうがいいよチェックリスト」が、登録者数10万人を突破しました。このチェックリストは、保護者が子どもに対して「学校を休ませるべきか？」と迷ったときに役立つ無料のLINEツールです。フリースクールと不登校支援に携わる3者が共同開発し、精神科医の松本俊彦医師が監修を務めています。

チェックリストの活用方法

このチェックリストは、不登校や学校行きしぶりに悩む子どもを持つ保護者が対象です。LINEで友だち登録をすることで、簡単に利用することができます。具体的には、20の質問に対して「はい」または「いいえ」で応えていく形式になっています。全問回答後、直ちに子どもの状態に応じた「休ませ方の目安」が提供されます。

利用者調査の結果

昨年に実施した利用者への追跡調査では、チェックリストで「休息推奨」とされた家庭は、実際に子どもを休ませたところ、体調不良が約65%改善し、さらに「死にたい」「消えたい」といった不安発言が83%減少したというデータが得られました。この結果は、休ませることによる心の健康への寄与を示しています。

社会的な影響と今後の展開

主催団体は、10万人の登録者という数字に大きな驚きを感じるとともに、これはただの数字ではなく、子どもの生命を守る重要な一歩であると考えています。特に多くの親が「学校へ行くべき」との社会的なプレッシャーを感じている中、こうした具体的な援助があることで、判断に迷う保護者の背中を押すことを目指しています。

ご支援のお願い

「学校休んだほうがいいよチェックリスト」の運営が継続されるためには、資金面での支援も必要です。現在、運営団体はこれに向けたクラウドファンディングを始めており、目標金額180万円を目指しています。この資金はサーバー運営費や増加した参加者への対応に使われる予定です。

皆様からのご支援を通じて、さらに多くの家庭がこのチェックリストを活用し、子どもの心の健康を支えることができるようになります。まだまだ多くの保護者の方々が「休む勇気」を持てずにいる現状を、私たちは解消していきたいと全力で取り組んでいます。