第6回ヨコハマ・ストリートファニチャーデザインコンペティション
2023年7月29日、横浜市役所アトリウムにて「第6回ヨコハマ・ストリートファニチャーデザインコンペティション」が開催されました。このコンペティションは、地域社会の皆さんと共に街のデザインを模索し、そのアイデアを実現することを目的としています。今回は「つなぐ」というテーマのもと、人と人、地域と時代をつなぐストリートファニチャーのアイデアを募集しました。
豊富な応募作品
今年のコンペには全国から184点もの応募があり、一次審査を経て公開審査へと進む8作品が選出されました。応募作品はそれぞれに独自の魅力があり、地域活性化への強い意欲が込められたものでした。特に「つなぐ」というテーマのもと、地域の人を楽しませることを前提にしたデザインが多く見られました。
審査委員の紹介
審査は、建築家の飯田善彦氏を委員長とし、俳優の五大路子氏、関内・関外地区活性化協議会会長の高橋伸昌氏、東京理科大学准教授の西田司氏、横浜市都市整備局都市デザイン室長の光田麻乃氏、そしてJPS所属の写真家森日出夫氏という多彩な顔ぶれによって行われました。これにより、幅広い視点から作品が評価され、地域の実情に合った提案が期待されました。
実作制作の魅力
公開審査を経て、優秀賞に選出された3作品は実物を制作する機会が与えられます。この点が他のコンペティションと異なる大きな特徴です。実際に制作される作品は、伊勢佐木商店街と吉田町通りの提案場所に、2023年11月中旬頃に仮設設置される予定です。このように、アイデアが実現に向けて進む姿を見ることができるのは、参加者にとって大きな喜びとなるでしょう。
地域の声を反映したまちづくり
「ヨコハマ・ストリートファニチャーデザインコンペティション」は、単なるデザインのコンペではなく、地域住民との共同作業を基盤にしています。地域を楽しく、そして活性化するためのアイデアを共に考え、参加することができるのです。このような取り組みは、実際のまちづくりにもつながり、地域の未来を築く一助となるでしょう。
まとめ
第6回の開催を経て、街の魅力を引き出すためのストリートファニチャーの重要性が再認識されました。また、これからも地域の人々が参加できる場を提供し、引き続き街を盛り上げる活動が期待されます。詳細は
公式ホームページをご覧ください。