東京タクシーの魅力
2025-11-13 12:51:46

山田洋次監督が描く東京の街とタクシーの物語『TOKYOタクシー』

山田洋次監督『TOKYOタクシー』公開記念



2023年11月21日、山田洋次監督の新作映画『TOKYOタクシー』が公開される。この作品は、東京を舞台にしたタクシー運転手の日常を描いており、感動のドラマが展開される。公開を記念して、特別な「ちょうちんタクシー」ラッピング車両が11台、東京の街に登場し、11月5日から活動を開始した。

「ちょうちんタクシー」ラッピング車両について



このラッピングタクシーは、東京23区や武蔵野市、三鷹市で営業する個人タクシー事業者からなる日個連東京都営業協同組合(都営協)が手掛けている。今回のプロジェクトでは、映画のビジュアルが施された車両が東京の街中を巡ることで、映画の魅力をダイレクトに体感できる仕組みが整った。

東京の公共交通を支える都営協は、3,200名以上の会員から成り立っており、映画『TOKYOタクシー』製作委員会との連携も実現した。ラッピングには、特別なデザインのちょうちん行灯が施され、映画の雰囲気を存分に楽しむことができる。

どこで乗れる?



ラッピングタクシーには、ワンボックス車両が7台、セダンが4台あり、特に注目の1台は映画で実際に使用される「プリウスα」というトヨタのモデルである。これらの車両は東京の中心部を中心に運行され、映画のストーリーを体感しながら、観光スポットを巡ることが可能だ。

映画のストーリーと登場人物



『TOKYOタクシー』の物語は、タクシー運転手の宇佐美浩二(演じるは木村拓哉)を中心に展開される。毎日忙しく働く彼は、家の経済的なプレッシャーや、娘の入学金、車検代などの現実に悩まされていた。そんな中、85歳のマダム高野すみれ(倍賞千恵子)を神奈川の高齢者施設まで送る依頼が舞い込む。二人の初対面は無愛想だが、次第に心を通わせていく過程が描かれる。

すみれの「東京の見納めに、いくつか寄ってみたい場所がある」という言葉から、彼らの道中は思わぬ展開を見せる。東京の名所を訪れる中で、すみれは自らの過去の痛みを語り始め、たった1日の旅が2人の人生に大きな影響を及ぼす。

体験プランも提供



また、都営協では「東京観光タクシーサービス」を提供しており、認定ドライバーが観光スポットを案内し、個人タクシーを貸し切ることもできる。オーダーメイドプランが可能で、お客様の希望に沿ったコースを組むことができるため、より深く東京を楽しむことができる。

都営協では、「映画とタクシーの両方を楽しんでいただき、東京観光の魅力を伝える機会にしたい」としている。映画『TOKYOタクシー』に乗って、東京の新たな一面を体験してみてはいかがだろうか。

さらに、全国の約5,500台のちょうちんタクシーには『TOKYOタクシー』のステッカーも掲出され、映画の広がりを演出している。公式サイトでは詳細な情報が提供されているので、気になる方はぜひチェックしてほしい。都営協Webサイト観光タクシーサイトをご覧ください。

心が温まる物語が描かれる映画『TOKYOタクシー』と共に、東京の街を楽しむ旅に出かけることをお勧めします。

会社情報

会社名
日個連東京都営業協同組合
住所
電話番号

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。