Superteam Japanがソラナトレジャリー事業を立ち上げるためにDFDVと提携
2025年10月8日、Superteam Japanは米ナスダックに上場するDeFi Development Corp.(略称DFDV)との提携を発表し、ソラナ(SOL)特化のトレジャリー事業「DFDV JP」の立ち上げを目指すことが明らかになりました。
DFDVは、従来の資金調達手法に加え、継続的な資金調達によるSOLの購入とステーキングを行う独自のトレジャリー戦略を採用している企業です。今回の提携は、日本市場におけるソラナのプレゼンスを高める重要なステップと捉えられています。
DFDVのグローバル展開
DFDVは、国際的なトレジャリー事業の展開を目指す「トレジャリー・アクセラレーター」プログラムを発表しており、日本での取り組みはアジアにおける2例目の展開となる見込みです。このプログラムにより、財務戦略、バリデーターの運用ノウハウ、エコシステムを活かした運用戦略が提供され、事業の支援を行います。
Superteam Japanは、この貴重なリソースを活用し、日本におけるソラナの拡大を図る計画です。DFDVのCOO兼CIOであるパーカー・ホワイト氏は、「日本はデジタル資産のリーダーである」と評価し、今回の提携を称賛しています。
Superteam Japanの実績と今後の展望
Superteam Japanは2024年6月に設立されて以来、日本最大のソラナ関連カンファレンス「SuperTokyo」を開催し、多くのスタートアップを支援してきました。また、同団体はみんなの銀行やFireblocks、TISと連携し、Solana上でのステーブルコイン発行にも取り組んでいます。
代表の大木悠氏は、「DFDVとの協業は、ソラナのエコシステムにとって重要なマイルストーンであり、投資家がソラナの成長に参加しやすくなる」とコメントしています。彼は、ソラナが日本においてデジタル資産のイノベーションの中心地となることを目指しています。
DFDVの事業内容とは
DeFi Development Corp.(Nasdaq: DFDV)は、トレジャリー事業において主要資産をSOLに割り当てる方針を持ち、投資家に直接的なエクスポージャーを提供しています。また、ソラナのエコシステムの成長にも貢献するべく、ステーキング報酬やデリゲーションからの手数料を得る仕組みを採用しています。
特に印象的なのは、AIを活用した不動産サービスの展開。100万人以上のウェブユーザーに対し、データやソフトウェアのサブスクリプションサービスを提供し、複雑化した不動産エコシステムに関わる企業や専門家を結ぶプラットフォームも運営しています。
結論
Superteam JapanとDFDVの提携は、日本におけるソラナのトレジャリー事業の展開に向けた新たな一歩です。今後、この取り組みがどのように進展していくのか、注目が集まります。日本はデジタル資産の先進国として、その役割を強化していくでしょう。今後のさらなる発展に期待したいところです。
関連リンク
Superteam Japan公式サイト
DFDV公式サイト