丸紅新電力とJR東日本商事が再エネ電力の供給を開始！

再生可能エネルギーの新たな供給モデル

丸紅新電力株式会社とJR東日本商事がアトレに対して再生可能エネルギー（再エネ）電力の供給を開始しました。この取り組みは、今後の持続可能な社会の実現に大きく貢献することが期待されています。

オフサイトコーポレートPPAとは？

オフサイトコーポレートPPA（Power Purchase Agreement）とは、需要家がある場所から離れた場所に設置された再生可能エネルギーの発電所から電力を供給する仕組みです。この方式により、需要家は設置にかかる初期投資や運用・保守の手間を省くことができます。丸紅新電力が特定卸事業者として、複数の太陽光発電所からの電力を取りまとめ、JR東日本商事が小売電気事業者としてアトレに電力を供給しています。

環境への取り組み

丸紅新電力は、親会社である丸紅株式会社の中期経営戦略「GC2027」に基づき、グリーンエネルギーへの取り組みを積極的に進めています。このオフサイトコーポレートPPAを通じ、脱炭素社会の実現に向けた一歩を進めると同時に、再生可能エネルギーの取り扱い量の増加も目指しています。2025年5月末までに、取り扱う再エネ電力は20万kWを超え、2030年には500万kWを目指す計画です。

一方、JR東日本グループは「ゼロカーボン・チャレンジ2050」を掲げ、2050年度には全体のCO2排出量を実質ゼロにする目標を持っています。環境問題への取り組みは、企業イメージの向上に直結すると同時に、消費者の支持を得るためにも重要な要素となっています。