日本発!次世代スピーカーを展開するCOTODAMA社
日本のCOTODAMA社が開発したリリックスピーカーが、ヨーロッパ有数の音楽テクノロジーインキュベーションプログラム「アビー・ロード・レッド」に選出されました。このプログラムは、COTODAMA社の「テクノロジーでミュージシャンのメッセージを届け、歌詞を文化として拡げる」というビジョンに感銘を受けたアビー・ロード・レッドのイノベーションマネージャー、カリム・ファヌース氏からの支持によるものです。
COTODAMA社は、このプログラムを通してアビー・ロード・レッドが持つ音楽に関する知見やネットワークを活かし、デジタルテクノロジーとの融合により新しい音楽体験を生み出すことを目指します。また、これにより、音楽の楽しみ方がますます広がっていくことでしょう。
歌詞にふれる音楽の新しい形
音楽ストリーミングサービスの進化により、音楽をよりアクセスしやすく楽しむことができる時代となりましたが、同時に歌詞の重要性が軽視される現状も見られます。多くのリスナーが歌詞を意識せず聴くことが一般化してしまい、曲をただ聴くのではなく、歌詞を読みながら感情を共鳴させる体験を楽しむ機会が減っているのです。
このような課題に対して、COTODAMA社は「SIX」というクリエイティブカンパニーと協力し、歌詞に焦点を当てた新しい体験の提供に取り組んでいます。カリム氏は、「SIXはリスナーの歌詞体験を発展させるために尽力している優れたチームであり、アビー・ロード・レッドは音楽と文化への新しいアプローチを探索しています」と語ります。
COTODAMAは「Lyric Visualisation Technology」を駆使し、音楽文化における新たな側面を切り拓くパートナーとして位置づけられ、革新を生み出すことを目指しています。
アビー・ロード・レッドのミッション
アビー・ロード・レッドは、1960年代以来、録音技術の革新を次々と引き起こしてきたアビー・ロード・スタジオがスタートさせた音楽テクノロジーのインキュベーションプログラムです。このプログラムは、起業家や研究者、開発者の努力を支援し、音楽業界への新しい技術とアイデアの流入を促進する目的で始まりました。
アビー・ロード・レッドは、自らの経験に基づき、音楽産業※に革新をもたらす企業やプロジェクトと連携し、音楽の未来を切り開くことに注力しています。
COTODAMA社のビジョン
COTODAMA社は、音楽を味わう体験を提案することで、人生をより豊かにすることを目指しています。彼らは、音楽と歌詞を通じて、人々の心に響く瞬間を作り出し、ユーザーエクスペリエンスを継続的に向上させるために努力しています。
この取り組みは、32か国以上で展開されており、2018年にPioneerDJ株式会社と共同開発したDJソフトウェア「rekordbox lyric」も市場に出ています。
COTODAMAやSIX社の活動は、これからの音楽体験に革新をもたらす可能性に満ちており、引き続き注目していきたいところです。リリックスピーカー製品サイトでは、より詳細な情報が提供されていますので、是非アクセスしてみてください。
詳細はこちら
製品サイト
今後のCOTODAMA社とSIX社の盛り上がりにぜひご期待ください。