モルゲンロット、GPU流体シミュ
2024-07-01 16:03:53

GPUを活用した数値流体シミュレーション研究開発開始!モルゲンロットがカールスルーエ工科大学と共同研究

モルゲンロット株式会社は、自動車、建設、機械など、様々な産業における設計開発の効率化と高度化に向け、GPUを活用した数値流体シミュレーションの研究開発に乗り出しました。

同社は、自社の強みであるアクセラレーター(GPU)に関する知見を活かし、高速かつ高精度な数値流体シミュレーションを実現する革新的な技術開発を目指しています。

今回の研究開発では、カールスルーエ工科大学にあるオープンソースのLattice Boltzmann method(LBM)シミュレーター開発チーム「openLB」と連携し、共同研究を進めます。モルゲンロットは、博士課程の学生をopenLBに派遣することで、研究活動に積極的に参画し、技術革新を加速させます。

研究成果は、学術論文としてまとめられ、専門誌に投稿される予定です。

モルゲンロットは、計算リソースの可視化、管理、最適化、そしてシェアリングを通じて、企業が最適な計算環境を構築できるよう支援しています。計算力の不足は、イノベーションの阻害要因となるため、モルゲンロットは、計算力の適切な管理とシェアリングエコノミーモデルの構築によって、この課題解決を目指しています。

今回の研究開発は、モルゲンロットの計算力に対する取り組みをさらに深化させるものです。GPUを活用した数値流体シミュレーション技術は、製品開発のスピードアップや設計精度の向上に貢献し、様々な産業の発展を促進する可能性を秘めています。


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