パーソルキャリアが「D&I AWARD 2024」で認定
転職サービスを提供するパーソルキャリア株式会社が、株式会社JobRainbow主催の「D&I AWARD 2024」において、最高評価である「ベストワークプレイス」に認定されました。これは、同社が行っている多様性と包括性の推進に向けた努力が認められた結果です。
D&I AWARD 2024とは
「D&I AWARD」は、ダイバーシティとインクルージョンを推進する企業を評価する日本最大のアワードです。株式会社JobRainbowが2021年に策定し、企業の取り組みを「ジェンダー」「LGBTQ+」「障害」「多文化共生」「育児・介護」の5つの要素に基づいて評価します。各企業は、100点満点で採点され、評価によって「ビギナー」「スタンダード」「アドバンス」「ベストワークプレイス」の4つのカテゴリーに分かれます。
パーソルキャリアの取り組み
パーソルキャリアでは、DEI(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン)に関する多様な施策を実施しています。これにより、社員一人ひとりがパフォーマンスを最大限に発揮できるような職場環境を整えています。特に注目されるのは、以下の取り組みです。
1. 同性パートナーシップ制度
パーソルキャリアでは、同性パートナーシップを持つ社員に対しても、結婚に関する福利厚生が適用されます。これにより、すべての社員が平等に扱われる環境が整っています。
2. 通称名の使用
社内では、本人の意向により本名ではない通称名を使用することができ、名前に関する多様性を認めています。
3. ドレスコードの自由化
服装については「顧客や関係者に信頼感をあたえる」ことを基本に、自分らしいスタイルで業務に取り組むことが可能です。
4. アンコンシャスバイアス研修
全ての管理職を対象に、バイアスに関する意識を高めるための研修を行い、職場環境の改善に繋げています。
5. 時間に制限のある働き方理解研修
管理職は、育児などで時間に制約のある状況を理解し、フレキシブルなマネジメントを行えるようになるための研修を受けています。
6. 性別登録の任意化
転職サービス「doda」では、会員登録時に性別を「選択しない」という選択肢を設けることで、個々の選択を尊重しています。
今後の展望
パーソルキャリアは、これらの取り組みを通じて、一人ひとりが自分の意志でキャリアを選び、自己表現ができる環境作りに努めていく方針です。社員が自らの「キャリアオーナーシップ」を実現し、より良い働き方が実現されることを目指しています。今後も、ダイバーシティとインクルージョンの確立を進めるための取り組みを継続していく姿勢を示しています。